◆JERAセ・リーグ DeNA1―0巨人(19日・横浜)

 巨人はDeNAに0―1で敗れ、連敗となった。先発の井上温大投手(25)は7回5安打1失点で降板。

打線の援護がなく、11勝目を逃した。

 井上は祈るような思いで打球の行方を目で追った。初回2死一塁で、4番・エンカーナシオンを迎えた。右中間寄りの浅い飛球を打ち上げさせた。だが、深めに位置取っていた中堅手・佐々木が懸命に前進して、最後はダイビングキャッチを試みたが、及ばなかった。一塁から度会が一挙に生還。中前適時二塁打となり、先制点を献上した。

 DeNAとの3連戦で、18日の初戦をサヨナラ負けで落とした巨人。首位・阪神とのゲーム差が3に広がる中、チームトップの11勝目を目指す井上が先発のマウンドに立った。24年からDeNA戦は9連勝中で今季5戦全勝、防御率0・79というベイキラー。7年目で初のマッチアップとなる東に「何とか投げ負けないように、先にマウンドを降りないように粘り強く自分も投げたい」と闘志を燃やしていたが、初回にいきなりつまずく形となった。

 1点を追う打線は、DeNA先発・東を攻めあぐねる。

2回に坂本、佐々木の連打で1死一、二塁のチャンスを迎えるもあとが続かず。ウィーラー打撃コーチは「直球も変化球も両コーナーへきっちりコントロールされている。両コーナーを追いかけると難しいので、追い込まれるまではどちらか絞っていきたい」と分析したが、その後も打線は沈黙した。

 初回に失点した井上だったが、2回は安打を許しながらも無失点。3回から3イニング連続で3者凡退に仕留めるなど、尻上がりに状態を上げた。

 何とか援護したい打線は、6回1死から松本が三塁線への絶妙なセーフティーバントで出塁。だが、続く泉口の打席でけん制で刺されてアウトに。反撃の糸口をなかなか見つけられなかった。

 援護のない中、最少失点に抑えていた井上は0―1の7回2死から古市に左翼への二塁打を浴びたが、代打・松尾を右飛と踏ん張った。しかし、8回の打席で代打を送られて、7回109球、5安打1失点8Kで降板となり、白星とはならなかった。

 

 8回は浜地の前に3人で攻撃終了。9回は泉口の安打と大城の四球で2死一、二塁と一打同点、長打なら逆転という場面を作ったが、最後は坂本が遊ゴロに倒れて万事休す。

連敗でカード負け越しを喫し、井上は対DeNA戦6戦目で今季初黒星(5勝1敗)。24年から続く連勝も9でストップした。

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