ベストメンバーなら世界の強豪とも互角に戦えるはずだが…… 怪...の画像はこちら >>

三笘にまで負傷トラブルが起きてしまった photo/Getty Images

各ポジションに不安あり

アジア最終予選では圧倒的な力を見せ、3月の親善試合でもイングランド代表を撃破するなど、2026W杯へ日本代表の評価は世界的に上昇してきた。

しかし、本番を前に負傷トラブルが連続している。

今回『ESPN』は大会へ全48チームの予想スタメンを紹介しているが、日本は選手層の厚さが試されていると負傷トラブルを問題視している。

同メディアは森保監督が継続的に採用してきた[3-4-2-1]のシステムをベースに予想を展開しており、GKは不動の鈴木彩艶、3バックは右から渡辺剛、板倉滉、伊藤洋輝、ボランチは鎌田大地、遠藤航、右ウイングバックに堂安律、左に中村敬斗、シャドーには久保建英と三笘薫、最前線には上田綺世と予想。

しかし、またもトラブルが起きてしまった。9日のウォルバーハンプトン戦で三笘が負傷してしまい、W杯本番に間に合わない可能性が出てきた。同メディアがスタメンに入れている遠藤も負傷離脱が続いており、W杯に間に合ったとしても試合勘を取り戻すのは容易ではない。

幸い中盤はタレントが揃っており、マインツの大黒柱となっている佐野海舟、リーズの田中碧、スポルティングCPの守田英正といった選手がいるため、鎌田をシャドーの位置に上げて佐野や守田を中盤のスタメンに組み込む案はある。または前田大然を左のウイングバックに置き、中村敬斗をシャドーも1つのパターンだろう。それでも三笘不在となれば大ダメージだ。

心配なポジションはシャドーだけではなく、3バックもそうだ。本来はこの世代で冨安健洋がディフェンスリーダーになってほしいところだが、怪我続きで満足にプレイ出来ていない。コンディションや試合勘についてはバイエルンで出番が限られている伊藤、背中の怪我で離脱していた板倉と、3バックの全員に不安がある。

同メディアは「当初は強力な布陣となるはずだったが、怪我による不運が重なり、選手層の厚さが試される大会となるだろう。
南野は12月に前十字靭帯を負傷し、出場はほぼ絶望的。板倉、冨安、伊藤のコンディションや試合勘にも疑問がある。彼らは通常であれば強力な3バックを形成するはずだったが、状況的に森保監督は冒険的な3-4-2-1のシステムを見直す必要があるかもしれない」と指摘。現状のメンバー構成で3-4-2-1が機能するか疑問視している。

また上田に代わるジョーカー的点取り屋がいないことも問題視している。オランダのNECナイメヘンでプレイする小川航基も最近はスタメンの機会が限られていて、リーグで最後にゴールを決めたのは2月のことだ。ボルシアMGの町野修斗もブンデスリーガでは3ゴールに留まっている。

ベストメンバーが揃っていれば世界の強豪とも互角に戦えるだけの力があるはずだが、残念ながら今大会はベストメンバーを揃えられそうにない。悲願のベスト8進出へ厳しい状況だが、森保ジャパンは乗り越えられるだろうか。


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