1億ポンド投資のマンU“FWコンビ”は「失敗補強」となるのか...の画像はこちら >>

ユナイテッド時代のウェルベック Photo/Getty Images

名門復活へ

マンチェスター・ユナイテッドは、2023年に獲得したラスムス・ホイルンドと、翌年に加わったジョシュア・ザークツィーに合計1億ポンドもの移籍金を投じた。しかし、期待されたほどの得点力は発揮できていない。



特にザークツィーは、直近のサンダーランド戦でもプレミアリーグ特有の激しいコンタクトに苦しみ、マイケル・キャリック監督の下で厳しい立場に置かれている。足元の技術には優れる一方、最前線で体を張る“背番号9”としての役割には適応し切れていないようだ。セリエAでは高い評価を受けていた同選手だが、時間とスペースが限られるイングランドの環境にはフィットできていない。

『Manchester Evening News』によると、クラブ内部ではすでにイタリア復帰を視野に入れた放出論も浮上しており、移籍金の半額すら回収できない“大赤字”での売却も現実味を帯びているという。

一方でクラブは、今夏にナポリから得るホイルンド売却益をもとに、新エース候補ベンジャミン・シェシュコを支える新たな相棒探しを進めているようだ。候補に挙がっているのは、ブライトンで存在感を示している元アカデミー出身FWダニー・ウェルベック。経験不足な前線に安定感と献身性を加える狙いがあるとみられている。

若き才能への巨額投資が続けて期待外れに終わる中、ユナイテッドのストライカー補強は“将来性”重視から、“即戦力”重視へと方向転換しつつあるのかもしれない。

シェシュコが大活躍する今、隣に必要なのは派手なスターではなく、泥臭く戦える経験豊富な実力者だろう。ウェルベックの復帰は、ユナイテッドにとって意外な“最適解”となる可能性もありそうだ。

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