ブラジルサッカー界に突然の悲報 コパ・アメリカ制覇の名手が6...の画像はこちら >>

クリンスマンと競り合うジェオヴァニ Photo/Getty Images

ロマーリオ氏らと輝いた英雄

かつてセレソンの一員としてコパ・アメリカ制覇に貢献し、名門ヴァスコ・ダ・ガマのレジェンドとして愛されたジェオヴァニ・シウヴァ氏が、突然の体調不良により62歳で急逝した。『The Sun』が伝えている。



月曜日早朝に病院へ緊急搬送され、医師団による懸命の蘇生措置が行われたものの、そのまま帰らぬ人となった。家族がSNSを通じて訃報を発表すると、ブラジル国内のみならず世界中のサッカーファンに衝撃が広がっている。

ジェオヴァニ氏は、華麗なドリブルと卓越した視野を武器に活躍した天才司令塔だった。若き日のロマーリオ氏らとともにプレイし、1983年のU-20ワールドカップでは得点王としてブラジルを優勝へ導いたほか、1988年ソウル五輪での銀メダル獲得、1989年コパ・アメリカ制覇にも大きく貢献。その後はイタリアのボローニャなど欧州でもプレイし、引退後は政治家として地域スポーツの発展にも尽力していた。

近年は病との闘いが続いていた。2006年には脊髄がんを患い、2025年末には2度の心停止によって40日間の入院生活を送っていたという。それでも今年2月には古巣クラブの記念イベントに姿を見せ、「健康面に不安はあったが、なんとかここまで来ることができた」と笑顔を見せていたばかりだった。

不自由な身体になってからもファンとの交流を絶やさず、常に前向きな姿勢を貫いたブラジルの英雄。その突然すぎる別れに、多くのサッカー関係者やファンが深い悲しみに包まれている。

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