オークランドでAリーグを制した酒井宏樹 photo/Getty Images
オークランドの主将として優勝に貢献
オーストラリアのAリーグは23日にファイナルシリーズの決勝・グランドファイナルを行い、2024年に創設されたばかりのオークランドFCがシドニーFCを撃破して頂点に立った。
そしてこのオークランドFCでキャプテンマークを巻くのが、元日本代表DF酒井宏樹だ。
その後2021年に浦和レッズの選手として日本に戻ってきたが、2024年に創設されたばかりのオークランドFCへ移籍。そこでも酒井の経験値が活きることになり、オークランドの優勝に大きく貢献した。
『ESPN』は34歳とベテランの領域に入っていた2024年に移籍を選んだ決断力を称賛していて、世代の中で過小評価されている日本人選手と取り上げている。世代の近いところでは、一緒に日本代表で戦ったセレッソ大阪MF香川真司や長谷部誠、本田圭佑、右サイドバックを争った内田篤人といった選手が挙げられるが、確かに彼らに比べて酒井が過小評価されていたところはあったかもしれない。
「酒井のキャリアは高く評価されるべきだが、ドイツとイングランドの両方でタイトルを手にした香川真司や、ブンデスリーガ優勝経験のある長谷部、あるいはリヴァプールでもプレイした南野拓実といった選手たちと比べると、同じような評価を得ていないかもしれない。しかし酒井は早い段階から日本サッカー界の頂点に上り詰め、そこから欧州で活躍。その過程の中で、彼はアジア3つのクラブでタイトルを手にしてきた(柏レイソル・浦和レッズ・オークランド)。キャリアの最終章となるであろう時間をオークランドで過ごす決断は、過小評価されてきた彼のキャリアに新たな成功をもたらすことになった」
酒井は日本人選手としては珍しかった大型サイドバックであり、マルセイユではヨーロッパリーグ準優勝も経験した。Aリーグの知名度がそこまで高くないこともあってオークランドでの日々にスポットが当たる機会は少なかったが、タイトルを手にしたこの2年の奮闘は高く評価されるべきだろう。

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