「経済学」のニュース (579件)
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李克強元首相が急死。中国経済の成長と改革は後退へ向かうのか
李克強元首相が心臓発作で急死10月27日未明、李克強元首相(国務院総理)が死去しました。突然の訃報に、私も我が目を疑いました。新華社通信など中国の国営メディアは、上海で休養していた李元首相が、心臓発作...
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高校中退の「自叙伝」に思う...落ちこぼれでも、夢はあきらめないで【尾藤克之のオススメ】
著者はまだ10代、自称落ちこぼれの自叙伝である。今回取り上げる本書は、両親の愛情を感じずにはいられない作品でもある。本書を読んで思うところがあり、今回は私が過去に経験したことも交えながら考察していく。...
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インフレ・サプライズに備える投資戦略。日本も高インフレ国へ
日本も高インフレ国に 日本のインフレ率が急速に高まっています。8月の総合インフレ率(CPI[消費者物価指数]総合指数前年比上昇率)は3.2%、エネルギーと生鮮食品を除くコアコア・インフレ率(CPIコア...
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やってはいけないランキング投資。初心者がやりがちな悪手を行動経済学で分析!
※本記事は2020年5月26日に公開したものです。資産形成の正解は人それぞれですが、一方で、多くの人が失敗してしまう考え方や、やり方があるようです。このシリーズでは、資産形成を始める人が陥りがちな失敗...
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冬の時代を迎える消費者にとって、100円ショップは「希望の光」になるか?
街中やショッピングセンターのあちこちで見かける100円ショップを利用する人は多いだろう。本書「100均資本主義」(プレジデント社)は、経済学者が100円ショップの経済的側面について、真正面から論じた本...
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超円安時代を生き抜く「経済学講義」
物価も賃金も上がらなかった「停滞と安定」の時代から、「変化と不確実性」の時代へと変わろうとしている。本書「世界インフレと日本経済の未来」(PHPビジネス新書)は、予測不可能な社会情勢を「経済学の知見」...
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新幹線のワゴン販売、自前主義から業務委託の選択肢はあるか?
1964年の開業以来続いてきた東海道新幹線車内でのワゴン販売が、2023年10月末で終了する。原因は「人手不足」という。しかし、筆者は販売する商品や販売手法が時代遅れとなったことで、乗客からの支持を失...
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当たるのはまれなのに、宝くじ1等に期待してしまうのはなぜか?
人間の持つ非合理な一面に着目した経済学の一分野である、行動経済学が注目されている。本書「行動経済学」(新星出版社)は、カラーイラストでわかりやすく解説した入門書。消費者の行動を理解することで、マーケテ...
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「植田サプライズ」なかったが...日本銀行、金融緩和維持! それでもエコノミストに賛否両論「政策修正は前倒しに」「いや、逆に2025年まで遅れる」
日本銀行は2023年9月21~22日に開いた金融政策決定会合で、大幅な金融緩和策の現状維持を決めた。市場の一部には、植田和男総裁の読売新聞インタビューでの「年末軌道修正」示唆発言から、政策修正を警戒す...
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コラム【ポートフォリオのススメ】論理的判断と感覚的判断(1)(マネックス証券 塚本 憲弘)
金融商品では投資判断の際に数学的アプローチなどを用いて論理的な判断がなされる一方、一般的な投資判断では理性的・直観的な判断をすることが多いでしょう。前者は多くの人に納得される投資判断でしょうし、後者は...
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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い縮小の可能性
7日のドル・円は、東京市場では147円87銭まで買われた後、147円42銭まで反落。欧米市場では147円61銭から147円05銭まで下落し、147円29銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に147円台...
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中国不動産部門における危機とダイナミクスの変化(2)【中国問題グローバル研究所】
◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している「中国不動産部門における危機とダイナミクスの変化(1)【中国問題グローバル研究所】」の続きとなる。4.中国不動産市場の課題とトレン...
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「早慶MARCH」トップ私大...今、人気があるのはどこだ?
「早慶MARCH」と呼ばれる難関私大。早稲田大、慶応義塾大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大の7校を指す。本書「早慶MARCH大激変」(朝日新書)の副題は、「『大学序列』の最前線」。7大学の...
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日本初の取引所「本当のルーツ」とは。歴史の定説を覆すJPXの調査
日本初の公的な証券取引機関として、1878(明治11)年に誕生した「東京株式取引所(以下、東株)」。現在の東京証券取引所の前身であり、渋沢栄一を中心に設立されたことで有名だが、ここに導入された株式取引...
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コラム【ポートフォリオのススメ】失敗できる運用・失敗できない運用(マネックス証券 塚本 憲弘)
個人のポートフォリオは皆異なります。リスクを取りたい人は株式等リスク資産中心となる一方、リスクを取りたくない人は債券等保守的な資産が中心となります。また、年齢によっても異なるべきものです。年齢=安全資...
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投資を始めるにあたって「目標を立てること」が大切な理由 『アメリカの高校生が学んでいる 投資の教科書』
投資で成功する方法とは?投資で成功する方法。……そんなものがあるのなら、そりゃ、知りたいに決まっている。だけどそんな確固たる「成功する方法」なんて存在しないこと、さすがに投資素人の私でも理解している。...
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経済ニュースがわかるようになる参考書『アメリカの高校生が学んでいる経済の教室』
高校生の頃、よく「時事問題について試験に出されても大丈夫なように、普段からニュースを見たり新聞を読んだりしましょう」「世の中の経済に関する大きな出来事へのアンテナを張りましょう」と言われていた。たしか...
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「米国債格下げショック!」世界株安なのに、大丈夫とは? エコノミストが指摘「米国債、世界最強4つの理由」「前回の世界株安時に、景気後退なかった」
大手格付け会社フィッチ・レーティングス(本部ロンドン、ニューヨーク)が2023年8月1日、米国債の格下げを発表してから世界株安が起こっている。米国では8月4日まで3営業日連続でダウ工業平均株が下落。日...
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【今日の一冊】成人発達理論から考える成長疲労社会への処方箋
とめどなく成長と成果を求められ、その期待に応えたいとは思うが、はたしてこの生き方を続けていいのだろうか?こんな意識が芽生えたときに迷わずおすすめしたいのが本書だ。著者は、成人がどのように成長していくの...
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会社員であること自体が人生のリスクに...そんな時代をどう生きるか?
働く人を取り巻く経済社会環境が大きく変わり、会社員であること自体が人生のリスクとなる時代になりつつある。本書「キャリア弱者の成長戦略」(新潮新書)は、派遣社員からコンサルタント、大学教員にまでなった著...
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やってはいけない!レバレッジ投信での積立投資
※この記事は2022年2月25日に掲載されたものです。資産形成の正解は人それぞれですが、一方で、多くの人が失敗してしまう考え方や、やり方があるようです。このシリーズでは、資産形成を始める人が陥りがちな...
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中国不動産大手の超ド級赤字が、金融危機の導火線に? エコノミストが指摘「世界が高インフレと戦うなか、中国だけデフレ」「日本株は来年急降下する?」
中国経済がおかしい。悪化する世界経済にあって、唯一、牽引役として期待されているのに、相次いで発表される経済指標が、中国経済の失速を示している。欧米が高インフレにあえいでいるというのに、ただ一人「デフレ...
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日本株が歓迎お祭り騒ぎ! 予想上回る日銀短観、大企業製造業復活は本物? エコノミストが指摘「期待できる」「いや、『偽りの夜明け』に喜ぶな」
日本銀行は2023年7月3日、6月の短観(企業短期経済観測調査)を発表した。大企業・製造業の景況感が「プラス5」と、7四半期ぶりの改善となった。市場予想を「プラス3ポイント」も大幅に上回る好調ぶりだ。...
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経済の勉強をするモチベーションが上がる一冊 『教養としての経済学 生き抜く力を培うために』
大学の授業に潜り込んだような一冊投資の勉強、簿記の勉強、世の中の仕組みについての勉強……。必要だとは分かっていても、実用的すぎて気が向かない、なかなかお金に関する勉強のモチベーションが湧かない。そんな...
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値上げ加速、映画料金「2000円」主流に...映画ファン怒り殺到、サービスの向上を!「ギリギリまで決まらない上映スケジュール、何とかして」
大手シネマコンプレックス(シネコン)のTOHOシネマズが2023年6月1日に一般料金を1900円から2000円に値上げするなど、全国の映画館で値上げの動きが止まらない。そんななか、帝国データバンクが6...
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大蔵省の「奴隷」だった経済学者が、財務省に反旗を掲げるワケ
多くの日本人が消費税の引き下げよりも、据え置きないし増税を支持しているという。本書「ザイム真理教」(三五館シンシャ)は、「財政均衡主義」という財務省の「教義」が、いかに深く国民やマスメディア、政治家に...
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「食料品の高騰、42年ぶり高水準!」消費者物価、高止まりか? エコノミストが指摘「電気代大幅値上げと春闘の大幅賃上げ、ダブル効果が襲ってくる」
物価上昇が止まらない。2023年6月23日に総務省が発表した5月の消費者物価指数(2020年=100)は、値動きの大きい生鮮食品を除いた総合(コア)指数が104.8で、前年同月比で3.2%上昇した。こ...
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人気ブロガー・虫とり小僧さん 後編:次の暴落にも備えられる!インデックス投資術
※このインタビューは2018年10月4日に実施し、2018年10月19日に初回掲載したものです。人気ブログ『いつか子供に伝えたいお金の話』を運営する虫とり小僧さんインタビューの後編をお届けします。今回...
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【今日の一冊】サクッとわかるビジネス教養 経済学
あなたは自信をもって「経済の話ができる」と言えるだろうか?日々のニュースをチェックしていれば、世の中の動きや出来事をある程度は把握できる。しかし、そこに至る根本的な原因を理解しているかと言われると、ち...
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日経平均高値、インフレ復活が日本株に追い風
米国の行き過ぎたインフレは株にマイナス米国のインフレ率(CPI:消費者物価指数の前年同月比上昇率)が昨年6月に一時9.1%まで上昇し、オイルショック以来40年ぶりの高水準になったことが、米景気にマイナ...