酢の業界団体、山西醋産業協会の王建忠・副会長が、食酢の産地として有名な山西省産の食酢の95%が醸造酢に酢酸を混ぜた合成物であることを暴露した。しかも工業用の酢酸が多用されている可能性があるといい、副会長は「添加物の含有量により、健康に害を及ぼす恐れがある」と話している。
京華日報などが伝えた。

 副会長によると、中国には合成酢の国家規格はあるが、含まれている酢酸が食品用か工業用か検出する方法はないという。

 中国中央ラジオ局によると、中国でで消費される年間330万トンの酢のうち9割は純酢酸入りの合成酢だ。同局の取材に対し、副会長は「市場で売られている山西省特産『老陳醋』のうち、本物は5%に満たない。消費者は日常、合成酢を使っていることになる」と語った。

 専門家は「合成酢のうち酢酸の含有量が高すぎると、酸性が強すぎて口や胃に影響する恐れがある。老人や子供など胃腸機能が弱い層は特に注意が必要だ」と話している。(編集担当:中岡秀雄)
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