中国メディアの参考消息は11日、中国が海上プラットフォームに取り付けたネットを使ったロケット回収システムの試験に成功したことに海外メディアも熱く注目していると報じた。

中国国営メディアによると、「長征10号乙」運搬ロケットが10日、中国南部にある海南商業宇宙発射場から打ち上げられ、衛星を予定の軌道に順調に送り込んだ。

この打ち上げでは、第1段ロケットが第2段ロケットの分離から約6分後に帰還し、海上プラットフォームに取り付けたネットによって回収された。

参考消息によると、これについて、ドイツのDPA通信は「この偉業は政府系メディアによって『重要な突破口』と評された」とし、「これにより中国は米国に次いで、再利用可能なロケットの信頼できる技術を保有する2番目の国となった」「ロケットの第1段をネット式回収システムで回収したのは世界で今回が初めてのことだ」などと伝えた。

ロイター通信も「再使用型ロケットにおける米国の優位性を覆すものと見込まれている」と指摘。長征10号乙について、国有ロケット開発機関の中国運載火箭技術研究院が開発したもので、地球低軌道に少なくとも16トンのペイロード(搭載物)を運ぶ能力があり、米航空宇宙企業スペースXの中型ロケット「ファルコン9」と比較されてきたと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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