仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は16日、フランス・パリで日中韓のアジア系スーパーが急成長していると報じた。
記事は、仏紙レゼコーの報道を引用し、「かつてアジア食品を購入しようと思えば、パリ13区、ベルヴィル地区、サン=タンヌ通り周辺などに足を運ぶ必要があった。
記事によると、今夏にはアジア系スーパー大手である「タン・フレール」がパリ北西部のヴァル・ドワーズ県エルブレ=シュル=セーヌに、売り場面積約1000平方メートルの新店舗を開業する予定。商業不動産コンサルティング会社Newmarkの調査によると、フランスの食品小売市場では大きな変化が起きており、その中でもアジア系スーパーは最も成長が速い業態の一つとなっている。
同社の担当者によると、アジア系スーパーはパリ西部、北部、さらに郊外へと拡大を続けており、顧客層もかつてはアジア系住民が中心だったが、今では多くのフランス人消費者も取り込むようになっている。マーケティングリサーチ会社サカーナ(Circana)によると、フランスのアジア食品市場規模は過去10年間でほぼ倍増しているという。
現在、フランス市場に流通しているアジア商品の主な供給元は中国と日本。Newmarkの調査によると、フランスで展開するアジア系ブランドのうち、中国と日本のブランドが72%を占め、食品、衣料品、皮革製品、自動車など幅広い分野に及んでいる。また、韓国ブランドも急速に注目を集めており、K-POPや韓国ドラマ、化粧品などの美容関連製品の世界的人気が勢いを後押ししているという。
パリのアジア系スーパー市場では最大手の「タン・フレール」がパリおよび周辺地域に9店舗のスーパーと9店舗の惣菜店を展開している。同社はまた、アジア食品輸入卸売業者でもあり、独立系のアジア系スーパーやアジア料理店、飲食企業に商品を供給しているだけでなく、フランス大手小売業者であるフランプリ(Franprix)やオーシャン(Auchan)にもアジア商品を提供している。
記事は、「これは、アジア商品がフランスの主流小売ルートにも徐々に進出していることを意味する」と指摘。











