中国・湖北省武漢市の長江に面する港で貨物船が爆発する事故があった。中国メディアの潮新聞が伝えた。

報道によると、22日にSNS上に「武漢市の陽邏港第2ふ頭で貨物船の爆発事故が発生し、一部のLNGタンクやコンテナが長江に転落したほか、行方不明者が出ている可能性がある」との情報が出回った。

現場で撮影された動画や写真には、陽邏港のA101番クレーン付近に停泊していた安徽省淮南市籍の貨物船の船尾で、複数の白いタンクやコンテナが傾いている様子が映っていた。船の甲板下からは黒煙が立ち上り、船体側面にもへこみや亀裂が見られた。

事故現場の下流で撮影されたとみられる別の映像では、複数の白いタンクやコンテナが漂流しており、船舶が回収・えい航作業を行っている様子も確認できた。

報道によると、事故は22日午前5時過ぎに発生したとみられ、目撃者は「まだ寝ていたが、とても大きな爆発音が聞こえた。その後、煙が上がり、タンクが飛び散っているのが見えた」と証言した。この事故により貨物船の乗組員1人が行方不明になっている可能性があるとの情報も出ている。

武漢海事局温担当者は「現在も現場では調査と対応が続いている」とした上で、行方不明者の有無については「詳しい状況は把握していない」と述べた。陽邏海事処の担当者は「現在、関係責任者が現場で対応に当たっている」と説明した。

武漢長江新区応急管理局の担当者は「現時点では基本的な状況を把握しておらず、公式発表をあたってほしい。必要があれば状況を公表するが、取材には応じない」とした。(翻訳・編集/北田)

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