2026年8月3日、中国のSNS・小紅書(RED)に「なぜ手描きアニメはAIによる代替が難しいと言われるのか」と題した投稿があり、中国のネットユーザーの注目を集めている。
投稿者は、「『ルックバック』で最も心を打たれるのは、壮大な場面ではなく、藤野が雨の中で踊るあの瞬間かもしれない。
その上で、「これこそが、手描きアニメならではの魅力なのかもしれない。わずかな線の揺らぎ、一見ぎこちなく見える跳ねるような動きの一つひとつが、キャラクターが本当に画面の中で生きているかのような実在感を与えている。『ルックバック』は、雨の中で踊るという何気ないワンシーンを通して、創作者にとって最も本質的で、そして最もかけがえのない喜びを描き出しているのだ」と論じた。
この投稿に対し、中国のネットユーザーからは、「生命力にあふれてて、本当に勢いがある」「このシーン、本当に最高なんだよね…」「このシーンのアニメ化はすごく良かったと思う。でも藤本タツキの漫画版のコマ割りは、本当に芸術の域」「この中二病を極めたような感覚はAIには理解できない」「AI音声も同じ。ニュース原稿を読むくらいなら十分だけど、本当に感情を込めた演技はまだ全然できてない」といったコメントが寄せられた。
また、「このアニメみたいな物語性や感情表現はAIには無理だと思う。それに、こういう大胆で連続した動きはAIだと破綻しやすい。AIは学習データの範囲でしか作れないから、大衆受けする画風はまねできても、本当に独創的なクリエイターの発想までは生み出せない。
一方で、「いや、今でも十分代替できるでしょ」「完全に代わることはできないけど、手描きアニメ制作の中でも、手間や時間のかかる一部の作業ならAIで代替できると思う」「結局は時間の問題だよ。去年のAIと今年のAIなんて、もう別物と言っていいくらい進化してる。まして数年後なんて想像もつかない」などの反論も見られた。
そのほか、「AIが奪うのは、こういう高度な手描きじゃない。問題なのは、そのレベルにたどり着くまでの道を断ってしまうこと。初心者はAIのせいで経験を積む機会を失って、この世界に入れなくなる」との見方もあった。(翻訳・編集/岩田)











