2020年から2021年にかけて、中国雲南省の野生のアジアゾウの群れが北上したのち生息地である南へ戻るという、17カ月に及ぶ1300キロ余りの移動が世界的な話題となりました。
8月12日の「世界ゾウの日」を前に、雲南省シーサンパンナで南へ戻った野生のアジアゾウの群れ「短鼻家族」の追跡に成功しました。
短鼻家族が南へ戻ったあと、アジアゾウ国家公園の整備が順調に進んでいます。雲南省のシーサンパンナ、プーアル、臨滄の3地域では、生息地を一体的に保護し、生態回廊の連結も徐々に進んでいます。また、赤外線カメラやドローン、スマート放送などの先端技術を活用し、24時間体制の監視・警戒システムを構築しています。
野生動物による被害を受けた農家に経済的な補償を行う「野生動物公衆責任保険」も全国に先駆けて導入されました。さまざまな取り組みを通じて、アジアゾウの個体数と生物多様性の保護が進められています。
国家林業草原局の最新の調査によると、雲南省に生息する野生のアジアゾウは現在、400頭近くにまで増えています。世界的にアジアゾウの数が減少傾向にある中、雲南省はアジアゾウの「ベビーブーム」を迎えています。(提供/CGTN Japanese)











