2026年8月24日、香港メディアの香港01は、米軍事専門サイト「ウォー・ゾーン」の報道を引用し、中国が国産4隻目となる新型空母を驚異的なスピードで建造しており、米中の造船能力の格差を浮き彫りにしていると報じた。

記事は、遼寧省大連市のドライドックで建造が進む004型空母の艦首構造がほぼ完成に近づいていることが最新の商業衛星画像により確認されたと紹介。

現状で船体規模は全長約320メートル、最大幅約46メートルと計測されており、飛行甲板の設置に伴ってさらに拡大するとみられることを伝えた。

また、004型空母が電磁式カタパルトを搭載した中国最大の現役空母「福建(003型)」を大幅に上回り、米海軍の最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」に迫る超大型艦になると分析。衛星画像に捉えられた原子炉格納容器とみられる構造から、中国初の原子力推進空母となる可能性が極めて高いと指摘した。

さらに、ステルス艦載戦闘機「J-35」や早期警戒機「KJ-600」に加え、ステルス無人攻撃機「GJ-11」の艦載型など、最新の航空戦力が統合配備される見通しであるとも伝えている。

記事は、004型の迅速な建造ペースが中国海軍造船所の圧倒的な工業生産能力を如実に示していると指摘。米海軍の造船計画が慢性的な人手不足や工期遅延、予算超過に苦しむ一方、中国は2035年までに9隻の空母打撃群を構築する目標に向けて着実に艦隊を拡張していると警鐘を鳴らした。

その上で、米中間の海軍力競争において造船インフラの基礎体力差が決定的な要因になりつつあるという米軍事専門家の指摘を紹介した。(編集・翻訳/川尻)

編集部おすすめ