北京市の道路・朝陽路を車で走行するドライバーは最近、交差点で停まる回数が明らかに減っていることに気付いているだろう。それは、信号機制御AIエージェントが導入されて、「AI交通警察」が主要幹線道路を管理しているからだ。
朝陽路は片道約30キロで、信号機が合わせて29組設置されている。従来はドライバーが停車して信号待ちしなければならないことがたびたびあり、空いている時間帯は信号が青なのに走行する車はなく、赤信号で待っている車はそれを見ているしかないということもよくあった。
しかし、信号機制御AIエージェント導入後は「ドライバーが信号を見る」から「信号機が車を見る」へと変化した。空いている時間帯に朝陽路を往復すると信号がある交差点を58回通過することになるが、赤信号で止まる回数は18~19回から7~8回に減った。
AIエージェント導入を担当する千方科技の責任者は、「このシステムは調整、診断、最適化、制御、評価からなる5大AIエージェントを構築しており、それらは連携しながら作業を進めるほか、全プロセスのクローズド・ループを実現している。診断AIエージェントを例にすると、7×24時間の全域自動スキャンを実現しており、混雑や渋滞といった30種類の交通状況を識別し、その原因を分析することができる。その後、最適化AIエージェントが、信号の待ち時間調整案の生成と最適化を自動で行い、制御AIエージェントがそれを実行するようコントロールする」と説明した。
北京交通管理当局の指導の下、朝陽区はすでに交差点62カ所に信号機制御AIエージェントを導入した。これらは主に朝陽路の沿線と望京エリアに集中している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











