米株高が相場を支える流れ。早期の米利上げ観測がやや後退し、米長期金利の上昇が一服する中、昨夜の米株市場では主要指標のNYダウが前日比0.6%高と4日ぶりに反発した。金属市況高も追い風。3日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、アルミなど主要な非鉄金属や金先物が高く推移している。関連銘柄に買いが先行した。値ごろ感も着目される。ハンセン指数は前日まで3日続落し、足もとでは8月14日以来、約3週ぶりの安値圏で推移していた。
ただ、上値は重い。中国発の新規材料に乏しいほか、中東情勢の不透明感が投資家の慎重姿勢を強めさせている。ハンセン指数は上げ幅を徐々に縮小させた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、非鉄関連の上げが目立つ。アルミニウム産業の中国宏橋集団(1378/HK)が4.3%高、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.2%高、アルミニウム中国最大手の中国アルミ(2600/HK)が4.1%高と上げが目立った。
産金セクターも高い。紫金黄金国際(2259/HK)が8.4%、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が7.2%、霊宝黄金(3330/HK)が5.7%、中国黄金国際資源(2099/HK)が2.8%ずつ上昇した。
中国の不動産セクターもしっかり。越秀地産(123/HK)が6.0%高、中国金茂HD(817/HK)が5.0%高、華潤置地(1109/HK)が4.3%高、万科企業(2202/HK)が2.6%高で引けた。
海上輸送やエアラインの運輸セクターも物色される。中遠海運能源運輸(1138/HK)が8.2%高、太平洋航運集団(2343/HK)が5.9%高、東方海外(316/HK)が2.8%高、中国東方航空(670/HK)が4.0%高、中国国際航空(753/HK)が3.7%高、中国南方航空(1055/HK)が2.9%高で前場取引を終えた。
半面、「ニューエコノミー」関連の一角はさえず、ハンセン科技(テック)指数は0.6%安。個別では、旅行サイトの携程集団(9961/HK)が3.4%安、同程旅行HD(780/HK)が3.1%安、モバイル端末・自動車の小米集団(1810/HK)が3.1%安と値を下げている。
本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は前日比0.43%高の3958.19ポイントで前場取引を終了した。不動産が高い。自動車、保険、運輸、資源・素材、電子機器、電設、公益なども買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











