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「ゴールデンカムイ」やれるもんならやってみろ、なマンガのアニメ化への挑戦、1話はどうだった

2018年4月16日 09時45分 ライター情報:たまごまご
アニメ『ゴールデンカムイ』一話放送後、Twitterに流れ出した原作読者の感想で多かったのは「まだ美少女だった頃のアシリパさん」(リは小文字)「まだ変態がいなかった北海道」というもの。
けなしているわけではない。『ゴールデンカムイ』は、読者を困惑させてくるのが魅力だから、この反応で正しいのだ。
「ゴールデンカムイ」1巻。この頃はまだ、普通にかっこよかったのです

「映像化、やれるもんならやってみろ」


『ゴールデンカムイ』の原作コミックは、ジャンル分けできない作品だ。
基本的には「囚人の身体に掘られた入れ墨を集めて解読し、アイヌから奪われた埋蔵金を探すべく北海道を旅するハードアクション」で間違いないはず。

同時に、ギャグ要素がとても強いマンガでもある。シリアスシーンが続く中にしれっとコメディをほうりこんでくるので、伏線なのかネタなのかわからなくて困る。
最近よくネットで見かけるのは、男たちがラッコ鍋を食べて興奮してしまい、裸で相撲を取り始めたネタ。アレが伏線だったらどうしよう……。
動物と「ウコチャヌプコロ」する男が出てきた回も話題になり、Twitterでトレンド入りしてしまった。意味はコミック11巻を読むとわかります。

食べ物と北海道ウンチクも、ものすごく多い。
特に食事シーンでは採取・狩猟から調理方法、食べ方などまで綿密に描かれており、単体でグルメマンガとして成立するほど。
アイヌ文化については、アシリパが一つ一つ説明してくれている。

登場するキャラは変態ばかりだ。杉元たちが探す入れ墨の囚人たちは、並大抵の犯罪者じゃない。はた迷惑な美学に命を捧げていたり、性癖が極端に偏っていたりと、理解の範疇におさまらない奴らばかり。

「「映像化、やれるもんならやってみろ」というつもりで原作を描いてまいりました」
作者の野田サトルが公式サイトのコメントで述べている通り、切り口が多すぎて、映像化する場合どうアプローチするのがベストなのか、かなり分かりづらい。

先日アニメに先立って新宿駅構内に巨大広告が貼り出された(参考ブログ)。ネタシーン詰め合わせ。特に白石がひどい。でもこのごちゃごちゃ感は、間違いなく『ゴールデンカムイ』的。

コメディ、アクション、エログロ、パロディ、グルメ、ロードムービー、アイヌ文化。
全部が躊躇なく盛り込まれている、ミクスチャー作品だ。シリアスっぽいシーンが続いているかと思えば、ページをめくると即和やかに料理をはじめることも。空気の切り替えがはやいのは、マンガ文化ならではの技法だ。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

コメント 2

  • 匿名さん 通報

    楽しみに、視聴してます。

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  • 匿名さん 通報

    北海道広いわりに、都合よく重要人物と出会いすぎ、狭い感じがした。ご都合主義的

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