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海の男が大好きな「オッパイ」

オッパイ豆腐にオッパイプリン、オッパイアイスと食べ物にはオッパイの名前がつけられたものが多い。
皆、よほどオッパイが好きなのだなぁと思っていたところに意外がオッパイを見つけてしまった。

その名も「オッパイ針」。商品のキャッチフレーズには「オッパイのようにやわらかいので、イカが抱きついて離さない!」とある。
実はこの「オッパイ針」は漁師さんはじめ釣りをする人には、イカ釣り針といえばオッパイというほど有名なものなのである。

この「オッパイ針」を作っているのは、長崎県佐世保市にある福島製作所で1961(昭和36)年に考案され1969(昭和45に商品化されたという。
考案者は、先代の会長の故福島計義さんで、キャッチフレーズも会長自ら考えたのだそうだ。それにしても上手いキャッチフレーズである。

実はこの針、発売当初は「福島式中空弾性体」という何とも堅苦しい商品名。こんな柔らかい針じゃダメだと拒絶反応を示していた漁師さんたちも実際に使ってみるとよく釣れると次第に針は評判に。そして、商品のキャッチフレーズの「オッパイ」から漁師さんたちの間では「オッパイ針」と呼ばれるようになり、正式名称を「オッパイ針」にしてしまったのだそうだ。

「オッパイ針」が普及し始めたころ、漁船の無線からは「オッパイ、つれる」「オッパイ、つれる」という声が聞こえ「オッパイ針」のことを知らない漁師さんが「あいつは船にかあちゃん乗せてるのか」と言ったという笑い話のような話が数多くあったそうだ。
「オッパイ針」は爆発的なヒットで品薄状態。「品物がないと漁師になぐられた。工場のラインで製造を手伝うから組み立て分は持ち帰らせて欲しい」と北海道の漁協から佐世保の工場までやって来た人もいたとか。

そしてこの大人気「オッパイ針」に対抗して登場した針に「ちんちん針」というものが発売された。こちらの針は「軸を折り曲げてもすぐにピンと戻る」ということから命名されたようだが、オッパイ針ほど漁師さんには人気がでなかったそうだ。

最近では、針も色々新しいタイプのものが出ているようだが、それでも「オッパイ針」は人気が高い。
最近は、いわしを模した「いわしオッパイ」も登場。海の上でもやっぱりオッパイは人気者のようである。(こや)

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2005年9月15日のコネタ記事

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