見るなら絶対3Dで! なぜなら奥行き意識したアクションがめちゃくちゃ多いからです。
スパイダーマンのウェブアクション、ものすごく細かいところまで色々描写されているマニアックな作りになっているので必見ですよ。ウェブボールやウェブスウィングはもとより、パチンコみたいに引っ張って飛んでいくスリングショットまで再現されていてニヤニヤです。
さて、映画版を見て「あれ?」と思った人もいるはず。
というのも、今までのサム・ライミ監督版の「スパイダーマン」シリーズと、キャラクターの性格が全然違うから。
まずサム・ライミ版でピーター・パーカーが想いを寄せていたメリー・ジェーンは出ません。ヒロインは優秀な警部の娘グウェン・ステーシー。ラブラブです。
ピーター・パーカーも比較的明るくてポジティブ。ちょっと弱気ですが「苦悩するヒーロー」っぽさは(現時点では)あまりないです。うじうじしておらずカラッとハッピーでおしゃべり。行動的で、ウェブシューターという機械も自作です。
あれれ?
でもこれ、マンガ原作シリーズを読んだことがある人なら納得のはず。おしゃべりでお調子者な一面を持っているスパイダーマン像のイメージが強い方は、アメコミファンなら多いでしょう。特に今回は高校生時代の「アルティメットスパイダーマン」がベースになっています。
あ、東映のは別ですから。
アメコミの映画化、ここしばらく非常に多いですね。