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「花子とアン」第1週をレビュー。「赤毛のアン」らしさと同時に「おしん」らしさもあった

貧乏な小作の家庭。幼い子供が重労働をしたり、赤ちゃんを背負って学校に行ったり。
地主が年貢をあげてさらに苦しくなり、子供が奉公に出なくてはならなくなる。
勉強が思うようにできない環境だけど、勉強したい思いが募る。
そんなところは「おしん」を思わせます。時代背景もほぼ同じです。

「おしん」は少女おしんが家族のために重労働している話が延々描かれましたが、「花子とアン」では、ご安心を。この辛い労働部分は第1週で終了。
はなの代わりに3年間の奉公に行った長男・吉太郎もあっという間に帰ってきます。

え、もう3年経ったの? と驚くくらいに早く時間が過ぎて、はなは希望に満ちた表情で東京の女学校に行くというのが、土曜日第6回。

この展開の速さは、ほかにもいくつかありまして。

はなと喧嘩した幼なじみの朝市くん(朝ドラの後のニュース番組「あさイチ!」と同じ名前!)との喧嘩の仕方は「赤毛のアン」のアンとギルバート。
とはいえ、彼らが仲直りに4年近く費やしたことに比べて、はなと朝市の仲直りは1回から3回の、わずか3話分(春から秋くらい)。

仲直りした朝市くんとはなが、ちょっとした冒険の末、森の池に落ちてしまうという事件もあっても(第4回)、はなはひとりで家に帰り、奉公に行こうとし、家族も「朝濡れて帰ってきた」というあっさりした様子。
朝市くんは、まだ家に帰っていなくても、それほど騒がれず、いつの間にか帰ってきているのです。

その後、はなが、濡れたせいで高熱を出し、牧師と助手(?)が進撃の巨人みたいに襲ってくる悪夢を見たり、運命を大きく変える辞世の句を詠んだりするにしてもですよ、なんだ、このさっぱり具合は! と思いませんか。

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花子とアン

花子とアン

「花子とアン」は2014年春のNHK朝ドラ。モンゴメリの『赤毛のアン』を日本に紹介した翻訳家・村岡花子(1893-1968)を、吉高由里子が演じる。

2014年4月7日のレビュー記事

キーワード一覧

  1. 花子とアン 芳根京子

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