福徳「……8000個です」
後藤「大喜利の答えのような数になりましたけど」
ボケでも大喜利でもなく、ジャルジャルは本当に今まで8000本のコントを作ってきたという。一体どうしたらこんなことが可能なのか?
若手芸人たちのサバイバル合宿『笑けずり シーズン2〜コント編〜』(NHK BSプレミアム 金曜22時)。先輩芸人の講義を受け、新ネタを作り、一番評価が低い組が脱落する。第5回の講義はジャルジャルによる「コンビの力」だった。

意外性が生まれる「即興」の力
ジャルジャルは単独ライブで12〜13本のネタをやる。ライブ用のネタを作るときは即興コントを100本作り、そこから絞るという。ライブでかけなかったネタも全てカウントすると合計8000本近くにもなるのだ。
「日常にコントは潜んでいる」というジャルジャル。若手に向かって話しながら、さっそく演台に置いあったペットボトルを巡って即興ネタを1本作ってしまう。このスピードでネタができるなら100本なんてすぐなのだろう。
ジャルジャルは単独ライブ以外にも、即興コントのライブも開催している。「超コント」と名付けられたこのライブは、観客が書いた「上の句」「下の句」を壇上で選び、それをテーマに即興コントを行うというもの。「戦後最大の」「ペット」なんていうお題が出来あがり、ものの10秒後にはコントを演じないといけない。...続きを読む