焦る茂木はメチャクチャなトレーニングを行うが、陸上部の城戸監督(音尾琢真)が身を挺して阻止する。そして茂木を徹底的に罵倒する城戸。「もう、終わりさ」と言われたときの、目を潤ませながら食ってかかるような竹内涼真の顔が何とも言えず良い。城戸はミッドフット着地に変えるようアドバイスを与えて去っていく。「這い上がれ、茂木!」。TEAM NACSの音尾琢真も大熱演だ。

アトランティスからサポートを打ち切られた茂木にとって、ミッドフット着地を実現するためのシューズは“陸王”ということになる。ついに茂木は“陸王”に足を入れる。

かくして宮沢はシルクレイの特許を手に入れ、茂木は“陸王”を履いた。飯山を乗せた宮沢のトラックが走る緑の田園の中の道と、茂木が一人で走る緑の田園の中の道のシンクロも心地良い。第2話の冒頭で提示された2つの課題を見事にクリアしたことになり、視聴者は素晴らしい満足感とともに、日曜の夜を過ごすことができる。「明日から仕事がんばるぞ!」と思うんじゃないだろうか。ストレスを与えることなく、前向きな活力をもたらす、日曜の夜にふさわしいドラマだ。

今夜放送の第3話には、ドラマの舞台・行田市で観光大使を務める鳥居みゆきがメガネの高校教師役で出演! 今夜も15分拡大だ。こうなったら毎週拡大でもいい!

(大山くまお)