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「どろろ」おっかちゃん、多宝丸のことも気にしてあげて…原作との違いをチェック11・12話

アニメ『どろろ』(→公式サイト)。今日4月8日(月)22:00より、TOKYO MXほかで、第十三話「白面不動の巻」が放映される。
Amazon Prime Videoで毎話24:00頃から配信予定。
「どろろ」おっかちゃん、多宝丸のことも気にしてあげて…原作との違いをチェック11・12話
どろろBlue-ray BOXイメージイラスト

原作と違うことで描かれた家族愛


「ばんもんの巻」は原作でも重要な回。
アニメ化に際して演出やストーリーで、かなり大きな部分が変更されている。

国境を超えることで死者が出た「ばんもん」は、原作では連載当時のベルリンの壁や板門店の風刺要素が強い。どろろと友達になった子供の助六が、遊びから帰ろうとしたら2つの国の問題で壁ができて、戻ることができなくなった……というのは現実のベルリンの壁であったエピソード。
ばんもんの前では、多宝丸と百鬼丸の一騎打ちが行われる。
もっとも原作の多宝丸は出番があまりない。「口が悪い、領主の後継ぎ、百鬼丸の弟」程度の記号的なキャラクターだった。むしろ2人の争いを知って大慌てする父・醍醐景光の姿の方が、人間味があって印象的。

漫画でインパクトが強いのは、助六が他の民衆と共に矢で射殺されるシーンだ。原作で指示を出しているのは多宝丸(朝倉の人間を、醍醐側が殺している構図。アニメでは逆)。
助六の家は焼かれ、両親ともに殺されている。全く救いのない助六の姿を見て涙するどろろ。
百鬼丸はというと、民衆を射殺していた兵士たちを、割とあっさりと皆殺しにしている。

アニメでは「家族愛」に焦点を定めるため、戦争の悲劇の表現は軽めになった。射殺シーンはちゃんと残っているが、助六が生き残っている。

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