
文吾に殺人容疑! それでも和子は夫を信じる
先週3月15日放送の第9話の冒頭では、文吾のあとを追ってキャンプ場に来た心が、父の乗ってきたパトカーの車内にみきおが寝かされているのを発見。それからすぐ、誰が通報したのか本署の刑事たちも現れた。しかし文吾の姿はなく、警察無線にも出ない。ここから文吾にみきおへの殺人未遂の容疑がかかり、宮城県警監察官室の馬淵(小籔千豊)たちが文吾宅に踏み込んで家中を引っ掻き回す。物証は出てこなかったものの、翌日にはマスコミも押しかけ、文吾をすでに犯人であるかのように報じた。そんな騒ぎに、佐野家の子供たち……鈴(白鳥玉季)と慎吾(番家天嵩)も父を疑い出す。
そのころ、当の文吾は目隠しをされて山小屋に監禁されていた。みきおを操っていた黒幕と思しき人物は、小屋にあるテレビをつけると、文吾の家にマスコミが集まり、彼が犯人扱いされている様子を本人に聞かせる。だが、テレビカメラの前に立った文吾の妻・和子(榮倉奈々)は、夫は自分が正しくないと思うことは絶対にしないと断言、私たち家族は彼のことを信じていると訴えた。それでもなお文吾を犯人扱いするレポーターたちに、彼女はついに怒りを爆発させ、「蚊柱みたいにブンブンブンブン集まってくんなっつーの! この、虫けら記者!」と啖呵を切って追い払うのだった。文吾はそんな妻を頼もしく思い、「ざまあみろ!」と黒幕に反撃するが、またスタンガンで眠らされてしまう。