SHINee、約3年ぶりファンミーティング開催 日本での10年の活動を振り返り涙ぐむ場面も

SHINeeが日本デビュー10周年を記念したオンラインファンミーティング『SHINee WORLD J Presents 〜Bistro de SHINee〜』を5月23日に開催した。

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約3年振りとなる今回のファンミーティングは、1日限りのレストラン“〜Bistro de SHINee〜”という設定で、SHINeeメンバーがファンへの感謝を込めて、この日だけの特別なパーティーを用意するという内容。
10年を振り返ってのトークや、メンバーの素顔が見えたゲームコーナー、そして、7月28日に発売されるミニアルバムから全世界初公開となった新曲「SEASONS」「SUPERSTAR」を含むライブコーナーなど、約2時間に渡ってファンを楽しませた。

SHINee、約3年ぶりファンミーティング開催 日本での10年の活動を振り返り涙ぐむ場面も

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コンセプトに沿ったビストロ風のセットに、スーツでキメたウエイターのような格好のオンユ、キー、ミンホ、テミンが登場し、メンバーそれぞれの近況を報告。オンユはミュージカルに出演中、ミンホはドラマ撮影中、テミンはソロミニアルバム『Advice』をリリース、キーはバラエティ番組などに出演しながら、「そろそろソロの……アルバムの準備をしないと(笑)」と、それぞれ個人活動について明かした。

日本でのデビュー10周年を迎え、キーは「デビュー曲の『Replay』を日本語で歌ったのが、10年前だとは想像もできないぐらい時間が経つのが早い」としみじみしながら「皆さんに会いたい気持ちがどんどん大きくなっている」と心境を吐露。テミンも10周年という意味のある年に直接ファンと会えないことを寂しがりながら「20周年は一緒に過ごしましょう」と笑いかけた。キーは「20周年?」と、気が早いテミンにツッコミを入れながらも「時間が過ぎるのは早いから、気付いたら20周年かも」と言い、ミンホ、オンユも「20周年まで頑張ります!」「頑張りましょう!」と誓った。


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続く、ゲームコーナーでは、ビストロにかけた5つのミッションに挑戦。4人は仲の良さとユーモアセンスでファンを楽しませた。

目隠しをしてそれぞれにほうきとちりとりを持った2人のメンバーを、目隠ししていないメンバーが誘導して、ごみを多く集めるというミッションでは、目隠ししているメンバーはお互いの手を掴んで存在を確かめ合い、していないメンバーは一生懸命場所を指示して息の合ったチームワークで次々とごみをゲット。

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一方、食材のおもちゃをスプーンやナイフなどの決まったアイテムを使ってトスしていくミッションは、ゲームはそこそこにメンバーのものボケ合戦に。ミンホは食材のおもちゃを胸に入れて胸板を厚く見せたり、オンユはボウルを背中に乗せてカメのモノマネをして見せたりしながら、お互いの姿で大爆笑する一幕も。その様子を見ているファンからも「楽しそう」「かわいすぎる」など、メンバーの楽しそうな様子を喜ぶ多くのコメントが寄せられていた。


そして、ゲームを終えると、雰囲気は一転。アーティストSHINeeの真骨頂を見せる。衣装をそれぞれビビッドなカラーをメインにしたものに着替え、ステージに再登場した4人。オンユ、キー、ミンホの兵役後初の活動曲となった「Don’t Call Me」、最新曲の「Atlantis」と続け、ハイレベルなダンスと、唯一無二の世界観を披露した。

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さらに日本オリジナル楽曲の「Diamond Sky」を熱唱。現状、日本で行われた数々のライブでも、ファンと一緒に歌った想い出の曲を、今は一緒にはいられないファンへ届けた。


そんな中、メンバーにサプライズで、SHINeeの日本デビューからこれまでを振り返る映像が流された。驚きながらも、最初は「若かった(笑)」などとツッコミを入れていたメンバーも徐々に想い出の名場面に引き込まれていく。デビュー発表の瞬間、夢に見ていた初のドーム公演が決まった瞬間、日本での公演が100回を超えた瞬間……そして2018年のドーム公演まで。

映像が終わると言葉が出ないメンバー。キーが涙を堪えながらなんとか進行し、ミンホは時々声を詰まらせながらも「この感動と感謝の気持ちに僕たちもお応えすべきですよね」と笑顔を見せた。

オンユが何とか「次は『SEASONS』という曲です」と紹介し、キーが7月28日に発売されるミニアルバムの収録曲であることを発表。
「今の僕たちが伝えたい気持ちを乗せた歌詞が印象的な曲」(キー)と話すと、四季の移り変わりを感じさせる映像を背景に、旅立ちのときの想いを表現するミディアムテンポのバラードを歌った。

SHINee、約3年ぶりファンミーティング開催 日本での10年の活動を振り返り涙ぐむ場面も

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そして最後は「SUPERSTAR」。こちらもミニアルバムに収録される楽曲で、キーはすでにレコーディングやミュージックビデオの撮影が済んでいることも報告。軽やかなテンポのダンス曲で、タイトルにある“STAR”を描く振りも入ったキャッチーなパフォーマンスを見せ、「“他人と比べる人生”より“自分を信じる人生”を生きていこう」という、前向きなメッセージソングで締めくくった。

歌い終えるとこの日の感想を伝えたメンバー。オンユは久しぶりにファンと過ごせて楽しかったと振り返りつつ「早く皆さんと会いたい」と想いを語る。
ミンホは「10周年記念の映像を見て感動しました。言葉にならない感情が出てきました。こんな機会を作ってもらって感謝します」とコメント。

キーは「言葉では表現できないいろんな経験や、たくさんの愛や、皆さんからの応援をもらったと思います。映像を見たらいろんなことを思い出して、ちょっと涙を見せてしまったんですけど。みんなで頑張ってきたので、これからももっと頑張っていきたいし、早く皆さんに会えればいいなって思って、みんなで頑張ります」と笑顔で約束した。


最後、テミンは言葉を詰まらせたまま、コメントをすることができなかったが、今月末に入隊を控えるテミンへ、ファンからは「待っているよ」「ありがとう」などの多くの激励のコメントが溢れていた。

SHINee、約3年ぶりファンミーティング開催 日本での10年の活動を振り返り涙ぐむ場面も

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今後、SHINeeは7月28日に3年振りとなる日本オリジナルミニアルバムをリリース。またこの日初披露された「SUPERSTAR」が、5月24日0時より先行配信される。テンションが上がる楽曲だけに、この曲を聴きながらアルバムのリリースを待ちたい。

さらに、最新曲「SUPERSTAR」のLINE MUSIC再生キャンペーンがスタート。ライブグッズでも大好評だったメンバー衣装デザインのラゲッジタグがLINE MUSICキャンペーン限定で復活。新曲「SUPERSTAR」のミュージックビデオでメンバーが着用していた衣装をそれぞれデザインしたラゲッジタグを4種のうち、ランダムで1つを400名様にプレゼントされるので、ぜひ、チェックしてみよう。

リリース情報

■アルバムより先行配信
「SUPERSTAR」
ストリーミング:https://lnk.to/SSsne
※5/24(月)0:00以降有効
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■日本オリジナルミニアルバム
『タイトル未定』
2021.07.28リリース
※予約受付中







■SHINee オフィシャルサイト