日本人もプレーするドイツ1部ブンデスリーガは、16日にレギュラーシーズン最終戦が行われた。
藤田譲瑠チマ、安藤智哉、原大智が所属するザンクト・パウリと塩貝健人が所属するヴォルフスブルクは、残留をかけた運命の一戦で激突。
3-1で勝利したヴォルフスブルクは、16位で入れ替えプレーオフ行き。一方、敗れたザンクト・パウリは、最下位で2部降格が決まった。
藤田と安藤は、日本代表のワールドカップメンバーから落選したが、21歳の塩貝はメンバー入りを果たしており、ここでも明暗が分かれた形。
ヴォルフスブルクのディーター・ヘッキング監督は「試合について話す前に、ザンクトパウリにとっては苦い瞬間になる。ザンクトパウリファンの応援と、我々への接し方には敬意を表する。苦い時期になるなかで、それは当然のことではない」とコメント。
一方、ザンクト・パウリのアレクサンダー・ブレッシン監督は、「ディーターと彼のチームを祝福する。言葉で言い表すのは難しい。この試合は浮き沈みの激しいシーズン全体を象徴している」とうなだれていた。
『Bild』は、ザンクト・パウリにとって降格は、財政面で大きな影響を及ぼすと伝えている。
「放映権料収入は約1700万ユーロ(約31.3億円)の損失となる。しかし、チケット収入に関しては、2部でもスタジアムはほぼ満員になるため、大きな変化はないだろう。
チケット価格が下がることもまずない。スポンサーシップやグッズ販売収入も、大幅な減少は見込まれない。
さらに、2部リーグは、特に選手コストが抑えられるため、スポーツ面でも財政面でも、1部リーグに比べて大幅なコスト減になる。
ザンクト・パウリは完全な財政破綻には陥らない見込み。2部ではチームのメンバー構成は変わるが、完全に入れ替わるわけでない。ほとんどの選手は降格後の契約も残している」
なお、ヴォルフスブルクは、2部3位チームとの入れ替えプレーオフを21日と25日に戦う。
塩貝が日本代表に合流するのはその後になるだろうか。
筆者:井上大輔(編集部)

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