F1カナダGPで“夜の街”が停止危機…ストリッパー&性産業ワーカーが「大規模ストライキ」を計画

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F1カナダGPの開催期間中、モントリオールのストリッパーや性産業従事者たちが一斉に職場を放棄する「大規模ストライキ」を計画しているという。



『The SUN』が伝えたところによれば、彼らは1年で最も忙しい時期を狙い、労働者としての権利を認めるよう要求しているとのことだ。



今年のカナダGPは5月22日に開幕し、24日までジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催される予定となっている。当然ながら、この期間は巨大イベントを目当てに多くの人々がケベック州を訪れるため、サービス業界にとっては年間で最も大きな利益を叩き出す時期である。



しかし、夜職で生計を立てているポールダンサーやマッサージ師たちがストライキを敢行すれば、ストリップクラブなどの風俗店は閉鎖を余儀なくされる可能性がある。



モントリオールでは、ほとんどの性産業従事者に固定給がなく、生活はチップに依存しているという。また、店に対して「バーサービス料」という名目でいわゆる「ショバ代」を支払わなければならないケースも多いという。



性産業従事者の権利団体メンバーであるセレスト・アイビー氏によれば、一晩のパフォーマンスのために30ポンドから75ポンド(およそ6000円~15000円)ほどを支払っており、時にはチップの稼ぎがその支払い額を下回って赤字になることさえあるそうだ。



さらに労働環境も過酷であり、滑りやすく凹凸のあるフロアでハイヒールを履いて踊る彼女たちにとって怪我は日常茶飯事だが、それに対する補償は一切ないという。個人事業主の扱いであるため、一般的な労働者のような有給の休暇は認められない。



また、不衛生な環境での勤務や、客からのセクシュアルハラスメントも常態化している上、雇用主に苦情を訴えてもまともに取り合ってもらえないのが現状だという。アイビー氏は『Montreal Gazette』に対し、次のように語っているそうだ。



「毎年、どのワーカーも『帰宅して計算したら赤字だった』という経験をしています。私たちは月給制の従業員ではないため、他の労働者が当たり前に持っている権利にアクセスできないのです。



上司に相談しても、大抵は客の味方をして、私たちを助けてはくれません。声を上げたのは今回が初めてです。私たちは自分たちの言い分を聞いてほしい。私たちの仕事を『労働』として認めてほしいのです」



1988年までストリッパーとして働き、現在はコンコルディア大学で性産業の研究を行うフランシーヌ・トレンブレイ講師は、今回のストライキがクラブ側に大きな打撃を与えると断言する。



「もし彼女たちが職場を放棄すれば、ボスたちはパニックになるでしょう。F1の週末こそが、バーが最も稼げる時なのですから」



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来週末に行われるカナダGP。モントリオールには毎年35万人ほどのファンが訪れるといわれているが、今年はそのナイトライフを楽しむことはできないかもしれない。



筆者:石井彰(編集部)

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