殴り合い、頭突き、平手打ち…サッカー史に残る「味方同士の喧嘩」

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レアル・マドリードのフェデリコ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニが激しくやり合ったことで、改めて注目を集めている“チームメイト同士の喧嘩”。



今回は『Planet Football』から、サッカー史に残る「味方同士の喧嘩ワースト5」を見ていこう。



イェンス・レーマン vs マルシオ・アモローゾ



日本でもプレーしたブラジル人FWマルシオ・アモローゾと、アーセナルなどで活躍したドイツ代表GKイェンス・レーマンが衝突した事件。ボルシア・ドルトムントでチームメイトだった彼らは、2003年に行われたシャルケ04とのダービーマッチで衝突した。



失点を喫した際にレーマンは激昂し、アモローゾに詰め寄った。そしてそのプレーの結果、レーマンにはレッドカードが提示され、彼はブンデスリーガの歴史上初めて4回目の退場を喫したゴールキーパーになった。



なお、その失点はオフサイドの判定で取り消されている。



ジャーメイン・ベックフォード vs エオイン・ドイル



2016年、プレストン・ノースエンドは10人になった相手シェフィールド・ウエンズデイを相手に同点ゴールを狙い、終盤の猛反撃を見せていた。



しかし、ドイルがパスを出さなかったことにベックフォードが激怒。チームの2トップ同士で揉み合いとなり、なんと両者が退場処分を受けることになった。



これでいきなり相手よりも人数が少なくなってしまったプレストンは、あえなくそのまま1-2で敗戦。ヒルズボロまで観戦に訪れたサポーターには、選手への罰金を原資としてチケット代が返金されたとのこと。



アリエン・ロッベン vs フランク・リベリ



2010年代にバイエルン・ミュンヘンで息のあった連携を見せ、黄金コンビ「ロベリー」として知られたロッベンとリベリー。彼らは2012年のCL準決勝レアル・マドリーで激突した。



ハーフタイムにFKを誰が蹴るかを巡って口論となり、最終的にはリベリーがロッベンを殴ったとも報じられている。ただ、バイエルンはこの件についてコメントを拒否しており、詳しい状況は不明だ。



なおロッベンは後に「いつも仲が良かったけど、8年間で1回だけ衝突したことがあるんだ。

ただ、あの事件でむしろ関係が強くなったんだよ」と語っている。



エマニュエル・アデバヨール vs ニクラス・ベントナー



トーゴ代表FWとして活躍したエマニュエル・アデバヨールも、このような衝突事件で話題を集めた選手の一人だ。2011年にはマンチェスター・シティの練習中にコロ・トゥレと乱闘騒ぎを起こしてメディアを賑わせた。



2008年、彼がアーセナルが所属していた際、リーグカップ準決勝でライバルのトッテナム・ホットスパー相手に大敗した試合のこと。アデバヨールはデンマーク代表FWニクラス・ベントナーに頭突きを見舞ったのだ。それを食らったベントナーは鼻から流血。ユニフォームも血に染まった。



キーロン・ダイアー vs リー・ボウヤー



サッカー界で最も有名な同士討ち。2005年に行われたプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド対アストン・ヴィラで、衝撃的な事件が発生した。



ビルドアッププレーの内容を巡って、ニューカッスル・ユナイテッドに所属していたキーロン・ダイアーとリー・ボウヤーが互いに激昂し、ピッチの中で殴り合いの喧嘩を行ったのだ。



アストン・ヴィラの主将ギャレス・バリーらがすぐさまその仲裁に入ったものの、審判は彼ら2名両方にレッドカードを提示した。ダイアーは3試合、ボウヤーは4試合の出場停止が言い渡されている。



後にダイアーが明かしたところによれば、ボウヤーが「オレによこせ、お前は全然パスを出さねえ」と言い、それにダイアーが「お前がクソだから出さねえんだよ」と答えたことが衝突のキッカケになったそうだ。



イドリサ・グエイ vs マイケル・キーン



殴り合い、頭突き、平手打ち…サッカー史に残る「味方同士の喧嘩」
画像: (C)Getty Images

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最も記憶に新しいのは、2025年11月に発生したイドリサ・グエイとマイケル・キーンの衝突だろう。

エヴァートンに所属している彼らは、マンチェスター・ユナイテッドとの試合中に突然口論をスタートさせた。



ジョーダン・ピックフォードが仲裁に向かう中、キーンはグエイを突き飛ばす。それに対してグエイはキーンに平手打ちを見舞う行動に出た。VARでの判定も行われ、その結果グエイには暴力行為が確認されたことによるレッドカードが提示された。



クラブ側は味方同士のことだったとして異議申し立てを行ったものの、イングランドサッカー連盟は審判団の判定を支持。レッドカードも取り消されることはなかった。



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※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。



筆者:石井彰(編集部)

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