今シーズンの欧州サッカーもクライマックスを迎えており、多くのリーグが最終節を終えて順位を確定させている。これから各クラブは来季に向けての補強や準備に着手することになる。
そして今回は「ヨーロッパで今夏ステップアップしそうな日本人選手」を6人まとめてみた。
伊藤洋輝
所属クラブ:シュトゥットガルト
今シーズンのブンデスリーガで2位と好成績を収めたシュトゥットガルトで最終ラインのレギュラーを務めた伊藤洋輝。左利きでセンターバックもサイドバックもこなせる応用力を持ち、高い評価を得ている。
契約解除条項は今夏3000万ユーロに設定されるとのことで、メディアではイングランド・プレミアリーグのクラブも注目していると伝えられている。
鈴木唯人
➡️ ➡️
∣ #BIFFCN pic.twitter.com/94kUPThGuL
Brøndby IF (@BrondbyIF) May 15, 2024
所属クラブ:ブレンビーIF
今季清水エスパルスからデンマーク・スーパーリーグのブレンビーIFに加入した鈴木唯人。中盤戦まではスーパーサブとしてベンチスタートが多かったものの、終盤戦になって大ブレイクを果たした。
特に上位プレーオフでの目覚ましい活躍はインパクトがあり、8試合で4ゴール5アシストを記録。現在マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールもスカウトを通してチェックしていると言われている。
町田浩樹
所属クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ
鹿島アントラーズからユニオン・サン=ジロワーズへと移籍した町田浩樹。怪我に悩まされる時間も長かったが、今季ようやくレギュラーに定着。最終ラインの要として活躍を見せ、カップ戦優勝に大きく貢献した。
その空中戦の強さやビルドアップなどで話題を集め、1月にはトッテナム・ホットスパーからの関心もあったという。他にもセリエAのクラブもチェックしているそうだが、本人はブンデスリーガ移籍を望んでいるとか。
斉藤光毅
所属クラブ:スパルタ・ロッテルダム
現在ベルギー2部のロンメルからスパルタ・ロッテルダムへと期限付き移籍している斉藤光毅。今季は怪我のために欠場する時間が長かったが、復帰後は素晴らしい活躍を見せて評価を高めている。
メディアの年間ベストイレブンにも名を連ねた彼にはPSVアイントホーフェンなどいくつかのビッグクラブが関心を寄せていると伝えられ、夏のステップアップは確実だとされている。
田中碧
所属クラブ:フォルトゥナ・デュッセルドルフ
今季のフォルトゥナ・デュッセルドルフで中盤の重要な存在となった田中碧。虫垂炎での離脱も経験したものの、シーズンを通して中心的な存在となり、DFPポカールでは準決勝進出にも貢献した。
1月から2月にはボルシアMGへの移籍が噂されたこともあり、様々なクラブからの関心が伝えられている。ただクラブが昇格プレーオフに進んでいることもあり、その結果次第でフォルトゥナ・デュッセルドルフ残留の可能性も高いだろう。
菅原由勢
所属クラブ:AZアルクマール
今シーズンのオランダ・エールディビジで9アシストを記録した菅原由勢。以前はリヴァプールが獲得に動いているというウワサも流れていたほど、その攻撃能力が注目されている。
アルネ・スロット監督が就任するリヴァプールが再び獲得に動く可能性があると報じられているほか、イタリア・セリエAのインテルなどもその候補だとされている。