中国メディアの参考消息は12日、世界の自動車大手は「チャイナスピード」についていけないとするロシアメディア、コメルサントの記事を紹介した。
記事はまず「中国の自動車産業はライバルを圧倒している」とし、上海にある自動車部品サプライヤーの工場を視察し、その光景に感銘を受けたホンダの三部敏宏社長が「われわれには勝ち目がない」と語り、帰国後、サプライヤーに対し生産加速を促したとするNikkei Asiaの報道を取り上げた。
続いて、米国の自動車情報サイト、Motor1が、自動車大手は「チャイナスピード」に追いつけていないとし、中国でのモデル開発はわずか2年で完了するのに対し、レガシーブランドでは4年以上かかると報じたことを取り上げた。
その上で、「全世界が中国車に移行するという考えは、もはやそれほど突飛なものではないように思える」と指摘。「一方、欧米の自動車メーカーは、成長競争ではなく、生き残りをかけた適応を強いられている」と伝えた。
参考消息はまた、「中国自動車メーカーの3月の英国における新車販売台数に占める割合が前年同月比で倍増した」とする英フィナンシャル・タイムズの記事も紹介した。
記事によると、3月に英国で登録された38万台の自動車のうち15%が中国ブランドで、前年同月の7.4%から倍増した。アナリストらは、イラン戦争勃発後の電気自動車(EV)への関心の高まりから、中国メーカーが恩恵を受ける態勢が整っていると指摘する。オンライン自動車マーケットプレイス、オートトレーダーのイアン・プラマー最高顧問責任者は「この成長率は、英国でこれまで見たこともないほどだ」と語った。(翻訳・編集/柳川)











