仏RFIの中国語版サイトは13日、6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)について「中東危機の中、交通費や宿泊費、チケット代などが高騰し、ファンの観戦ハードルが高まっている」と報じた。
記事はまず、米国、カナダ、メキシコの共催で行われる今年のW杯は、出場チームが32から48に拡大されたため史上最大規模となるだけでなく、史上最も観戦にコストのかかる大会になるとみられていると伝えた。
記事によると、決勝の公式チケット最高額は1万ドル(約158万円)を超えて史上最高額となり、転売市場ではすでに数万ドルに跳ね上がっている。だが必ずしも売れるとは限らない。
全米ホテル・宿泊業協会(AHLA)がW杯の試合が開催される全米11大都市圏の会員を対象に調査したところ、回答者の80%がホテルの予約が当初の予測を下回っていると報告した。状況は都市圏によって異なる。カンザスシティーでは、回答者の約85%~90%が予約状況が予想を下回っていると報告した。
一方、ロサンゼルスでは、予約状況が予想を下回っていると回答した割合は約65%~70%だった。ニューヨークでは、予想を下回る予約状況だったものの、例年の夏の需要水準には達しているという。ボストン、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトルでは、多くの回答者が大会を「ノンイベント(期待外れの肩透かし)」と評した。
AHLAの報告書によると、ビザ(査証)の制限や旅行費用の高騰などいくつかの要因が国際観光客の需要を抑制している。交通機関に関しては、中東紛争による航空燃料価格の高騰が航空運賃や旅行費用全体の上昇につながっており、これも観光客数に影響を与える要因と考えられている。(翻訳・編集/柳川)











