2026年4月27日、韓国・KBSは「食欲を抑制する肥満治療薬や糖尿病治療薬が『痩せ薬』として人気を集めており、韓国では禁じられている高容量の製品を海外から持ち込むケースも増えている」と伝えた。

米イーライ・リリーの糖尿病治療薬「マンジャロ」は3月に22万件処方され、国内で発売された当初に比べると処方件数が12倍に増加した。

デンマークのノボ・ノルディスクの肥満症治療薬「ウゴービ」は毎月6~7万件の処方があるという。これら二つの薬の販売額は今年1兆ウォンを超えると見込まれる。

これらの薬は誤用や乱用のおそれがあるため、韓国では持ち込み禁止品目に指定されている。しかし、韓国では禁じられている高容量製品が日本では購入可能で、ひそかに持って入国したという体験談がネット上にはあふれているという。

記者が実際に購入を試みたところ、診察仲介業者を利用することで、日本人医師の問診をオンラインで受け、簡単に処方箋を受け取れる仕組みとなっている。処方に必要な基礎情報(身長、体重、投薬履歴など)を入力するが、内容の真偽はチェックされない。診察は10分ほどで終了する。発行された処方箋を持って日本を訪れると、薬は宿泊先のホテルに届けられており、病院や薬局を訪れる必要もないという。

「マンジャロ」の場合、価格は韓国の約半分で、日帰りで日本を訪れ、「聖地」と呼ばれる病院に薬を買いに行く人も多いという。

取材陣は韓国入国時、購入した薬を空港で申告・提出したが、診察仲介業者は「国内に持ち込む時は、預け荷物の中に入れず、機内持ち込みに」と案内しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国では10分以上診察するか?問題の本質は韓国では価格が高すぎることだ」「国内の病院でも処方はしてもらえる。ただ、価格が日本や中国の2倍はする。

韓国の医者も『使いすぎだ』なんて止めてくれたりしない。じゃんじゃん処方するよ」「グローバルメーカーの供給額が韓国と日本でそんなに異なるはずはない。つまり韓国の輸入業者が暴利をむさぼっているということだ」「成分に違いがあるはずもなく、同じ製品の値段が韓日で異なることをまず指摘すべきじゃないか?」「韓国では非合理的に高額な理由を取材してくれ」など、日本との価格の違いに言及するコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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