2026年5月25日、中国中央テレビ(CCTV)系のSNS発信専門メディア「玉淵潭天」は、米中のハイテク分野における9年間の駆け引きについて、独自の論評を発表した。
記事は、米中両国による9年間の駆け引きにより、二つの結論が導き出せるとした。
まず第1に、米国が最大限の圧力によって中国の科技発展のプロセスを断ち切ろうとしても、それは不可能であると主張。この9年間でいわゆる「デカップリング」が、かえって中国の技術的突破を促したと指摘した。
具体例として、半導体の成熟プロセス生産能力が継続的に拡大し、集積回路製品の年間輸出が1兆元(約23兆円)を突破したこと、いわゆる「急所を握られた技術」への取り組みが続けられていること、半導体のエッチングやパッケージングなどの分野で国産品による規模化された代替が実現していることを挙げた。
第2に、協力こそが米中双方に共同発展の空間をもたらし得るとし、人工知能(AI)や先進製造、新エネルギー、量子科技などの分野で、両国がほぼ横並びで先頭に立っていると述べた。
そして、人工知能を例に挙げ、両国はサイバーセキュリティやデータガバナンス、AI倫理、越境リスク防止など多くの共通の関心事を抱えており、双方が共同で解決すべき課題が数多く存在すると指摘した。
記事は、中国は競争を否定しないが、その競争は適度かつ良性のものでなければならず、相互促進を目指すものであってゼロサムゲームであってはならないと結んでいる。
この投稿には100件超のコメントが寄せられた。「西側が封鎖するものすべてで突破してきた。半導体だけの話ではない」と70年以上の歴史を振り返る声や、「封鎖されるほど突破が加速する」と論評に同調する意見が目立った。一方、「露光機は突破できたのか」と具体的な技術課題を指摘する懐疑的な声もあった。
そして、国内の半導体上場企業への批判も噴出。「半導体上場企業は毎日のように株を売り続けるのをやめてほしい」との声に、「いつでも逃げ出せる態勢だ」と皮肉る返信が続いた。











