中国自然資源部傘下の中国地質調査局は6月8日、中国が自主設計・建造した総合地質・地球物理調査船「海洋地質6号」がこのほど第16次深海地質調査航海を完了したと発表しました。今回の調査では、深海の地質環境の調査や海洋探査に関する重要技術・装備の研究開発と応用の分野で、多くの成果を挙げました。

今回の航海では、研究チームはさまざまな地質調査手法を活用し、多金属団塊、海底岩石、深層海水などの貴重な一次データやサンプルを採取しました。

中国地質調査局広州海洋局応用研究所の秦朋波副所長は、「高い密度で分布する多金属団塊を発見し、特に約90キログラムの玄武岩サンプルを採取することができた。これらのサンプルは、この海域のマントル源域の性質や地球深部の進化過程を研究する上で重要な手掛かりとなる」と述べました。

また、技術・装備の研究開発と応用の面では、中国が独自開発した世界初の「1万メートル級全海深電磁観測ステーションおよび海上運用システム」の海上試験・検収も完了しました。

中国地質調査局広州海洋地質調査局海洋地質探査技術方法所の呉沢彬エンジニアは、「西太平洋の水深7737メートルにある深海リフト帯で高品質なデータの取得に成功した。試験の結果、各性能指標はすべて基準を満たしていた」と説明しました。(提供/CGTN Japanese)

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