動画投稿サイトTikTok(ティックトック)親会社の中国・字節跳動(バイトダンス)が6日、「自動車生産の計画はない」との声明を出した。中国メディアの界面新聞が伝えた。

声明によると、同社は最近、「賽豆」という名称が一部報道で「バイトダンス傘下のAI(人工知能)サービス『豆包(ドウバオ)』の自動車ブランド」や「バイトダンスが自動車生産を行う」と解釈されていることを確認したという。

声明では、「こうした見方は不正確だ」として、自動車生産や自動車ブランド立ち上げの計画はないと説明。また、賽豆はバイトダンスあるいは豆包が立ち上げた自動車ブランドではないと述べ、バイトダンスと賽豆との間の資本提携を否定した。

さらに、豆包およびバイトダンス傘下の火山引擎(ボルケーノエンジン)が自動車業界のパートナーと行っている協力は主に豆包の大規模モデルやスマートコックピットなどの技術サービスを提供するもので、協力パートナーのユーザー体験向上を支援することが目的だと説明した。

賽豆とは重慶賽豆科技を指す。同社の前身は自動車メーカー賽力斯(セレス)の支配下にあった重慶藍電科技だ。藍電は5月下旬に賽豆へと社名変更された。

別の中国メディアによると、賽豆の筆頭株主は重慶市国有資産監督管理委員会傘下の沙磁致遠で、持ち株比率は34.5%。賽力斯側の持ち株比率は32.96%に下がった。賽豆を巡っては先日、大衆向け新エネルギー車市場に狙いを定めた新ブランドを6月に発表するとの情報が報じられていた。(翻訳・編集/野谷)

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