4月20日の関連データによると、字節跳動(バイトダンス)の2025年度の海外事業の成長率は約50%に達しました。一方で、業界では依然として複数の課題を抱えているとみられています。
同社の海外事業の成長率(50%)は、国内の成長率(20%)を大きく上回っています。全社売上高に占める海外比率は、2024年の25%から30%以上に拡大し、過去最高を更新しました。特に「TikTok Shop(ティックトックショップ)」の年間GMV(流通取引総額)は前年比で約70%増加し、海外成長を牽引する中核として、2025年のTikTokの大幅な黒字化に貢献しました。
現在、TikTok Shopの世界のアクティブ消費者は4億人に達し、2025年通期のGMVは1000億ドル(約15兆9000億円)規模に迫っています。米国市場の売上高は前年比108%増、欧州の主要市場でも100%超の伸びを記録しました。東南アジアでは業界2位の地位を固め、ブラジルではサービス開始3カ月でGMVが約25倍、日本では同4カ月で約20倍に急増しています。
しかし、TikTok Shopは外部競争の激化にも直面しています。米アマゾンが低価格商品向けストア「Amazon Haul」を開設したほか、Shopee(ショッピー)もライブコマースへの投資を拡大し、YouTubeと連携してショート動画によるショッピング分野を開拓するなど、東南アジアなどの主要市場で直接的な競合となっています。
規制リスクも無視できません。EUは少額小包への追加課税を計画し、コンプライアンス監視を強化しています。また、一部の新興国では外資系ECによる市場独占への懸念から規制が強まっており、TikTok Shopの今後の展開に不確実性をもたらしています。
好調な売上成長の半面、2025年の純利益は前年比で70%超減少しました。











