昨年、閉館した大阪新阪急ホテルのステーキハウス「ロイン」が10日、ホテル阪神大阪(大阪市福島区)に新たにオープンした。ロインは1964年に食堂として開店。
77年にステーキハウスに生まれ変わり、以来約50年にわたり親しまれた。

 目の前で焼く臨場感や調理法は従来のまま、新店では鉄板焼きにフレンチを融合した新たなコース料理を提供する。5月末までの開業記念コースではフォアグラと豆腐の鉄板焼、日本酒で香りをつけた白ワインソースなど和の要素も加えた料理、阪神百貨店で人気のいか焼きに着想を得たイカと野菜の鉄板焼など幅広いメニューを用意。

 にんにくを3か月漬け込んだにんにく醤油は、旧店舗からの定番調味料だ。デザートで注目されるのが、サントリーの「山崎」を使ったモンブラン。クリームに練り込んだだけでなく、仕上げに霧吹きで吹き付け香りも楽しめる。

 メーンのコの字型カウンターと最大6人が入れる個室2部屋、合わせて29席が並ぶ。料理を焼く時に出る煙を鉄板の横から吸い込み、フィルターを通して足元から空気を出すという日本で初めての設備も導入した。

 また、大阪府内の工場が作ったシリコン製のグラス、3月に閉館した千里阪急ホテルの制服を再活用したコースター、竹の廃材を利用したメニューカバーなど店内のいたるところに環境への配慮も見られる。小川洋平支配人は「引き継いだもの、新しく導入したものがある。新旧の『ロイン』を体感していただきたい」と話していた。

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