越後製菓の星野一郎取締役会長は2月13日取材に応じ、好調に推移する米菓ブランド「ふんわり名人」について、「きなこ餅」に続く第2の柱商品を育成すべく、チーズフレーバーに着目して開発を進めていることを明らかにした。

 中長期的に「ふんわり名人」のチーズフレーバーの商品で「きなこ餅」を上回る売上規模を目指す。


 「ふんわり名人」は、餅製造も担う同社のノウハウをいかし、焼き米菓でありながら、つきたての餅のような風味や、ふわっととけるような食感を打ち出しているのが特徴。

 現在、現行の「ふんわり名人 チーズもち」の刷新か同商品とは別にチーズフレーバーの新商品の投入を検討している。

 現行の「チーズもち」はアメリカのチェダーチーズを使用。リニューアル品か新商品では「カマンベールチーズなどヨーロッパのチーズを使った商品の開発にトライしている。チーズは発酵食品でありヨーロッパでは村ごとに味わいは異なるが、良いものを探し当ててチーズフレーバー商品を静止衛星の軌道に乗せていきたい」と意欲をのぞかせる。

 星野会長は菓子の定番商品を静止衛星に例える。

 「定番商品とは、一度大きなエネルギーを使い大気圏外に出て軌道に乗ればぐるぐると回り続ける静止衛星のようなもので、大きな投資をかけずとも、子どもや孫の世代にも買われ少なくとも30年間は売れるようになり収益が還元される。」と語る。

 その点、「きなこ餅」は2005年の発売開始から数々の試行錯誤を経て、近年、定番商品入りを果たした星野会長はみている。

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