明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドEAST第18節(最終節)が22日に行われ、FC町田ゼルビア浦和レッズが対戦した。

 秋春制移行に向けた特別大会は早くも最終節に。
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズ参戦に伴い過密日程を強いられた町田は、2位FC東京と「3」ポイント差だが、得失点差で大きく水をあけられており、3位フィニッシュが濃厚となっている。一方、クラブOBである田中達也暫定監督の就任でV字回復を遂げた浦和は、勝てば4位東京ヴェルディと勝ち点差で並ぶことができる一戦だ。

 立ち上がりからややオープンな展開が続く中、10分に町田が先制点を奪う。右サイドでボールを受けた中村帆高が対角へ展開し、オーバーラップしてきた中山雄太がクロスを上げると、ファーサイドでこぼれ球を拾ったエリキが右足一閃。DFに当たってコースが変わったシュートがゴール左隅に吸い込まれた。浦和は21分、ボックス内右に侵入した中島翔哉がサミュエル・グスタフソンのパスを受け、深い切り返しからシュートを放ったが、枠を捉えることができない。

 時間の経過とともに町田を押し込んでいく浦和。39分には渡邊凌磨が右サイドに展開し、高い位置を取った石原広教が柔らかいアーリークロスを送ったが、長沼洋一が至近距離から放ったヘディングシュートはGK谷晃生のスーパーセーブに阻まれる。その後は町田が反撃に出るも、浦和のGK西川周作が追加点を許さず、前半は1-0で終了した。

 後半開始早々の52分、GK谷のスローから攻撃を開始した町田は中盤で細かくボールを動かし、中央を持ち上がったナ・サンホのラストパスからテテ・イェンギがフィニッシュに持ち込んだが、ボックス内からのシュートは力なくGK西川に抑えられる。浦和はその5分後に最前列の小森飛絢が鋭い縦パスを巧みに落とし、マテウス・サヴィオからのリターンパスを受けてボックス内に侵入したが、シュートを枠に飛ばすことができない。

 町田は54分に投入された相馬勇紀が左サイドから再三チャンスを創出。
一方、松尾佑介、オナイウ阿道、肥田野蓮治、早川隼平と攻撃的なカードを切り続ける浦和だが、押し込みながらも相手の守備を崩し切れない時間が続く。80分には早川のFKから根本健太が頭で折り返したボールが中山の腕に当たるも、主審はノーハンドとの判定を下してPKは与えられなかった。

 試合はこのまま終了し、1点のリードを守り抜いた町田が地域リーグラウンドEASTを白星で終えた。一方の浦和はPK戦の末に敗れた前節に続き2連敗となっている。

【スコア】
FC町田ゼルビア 1-0 浦和レッズ

【得点者】
1-0 11分 エリキ(FC町田ゼルビア)
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