J2北海道コンサドーレ札幌は18日、ホームでJ3松本と対戦する。会場となるのは改修工事を終えた札幌厚別公園競技場。

2023年7月15日の新潟戦(0●1)以来、約3年ぶりに同会場で戦うことになる。

 厚別区出身のMF堀米悠斗(31)は、プロ入り前から何度も会場へ足を運んできた。「あの辺でサッカーをやってる子は、あのスタジアムで試合を見てプロを目指したと思うし、自分がそうだったので」。思い通りに夢をかなえ、下部組織から2013年に札幌に加入。今季、10年ぶりに復帰した。

 昨季まで9年間、新潟に所属したが、3年前はけがで同行できなかった。自身にとっては前回札幌でプレーした、2016年10月8日の水戸戦(1〇0)以来となる札幌厚別での戦い。「見に来てくれた人に対して何かを与えられる。そんな姿勢を見せられたら」。自身の子供時代と照らし合わせ、憧れになるようなプレーを見せていく。

 クラブは16日に創設30周年を迎えた。記念日から迎える初試合に、堀米悠は一段と気持ちを高ぶらせる。

「久々の厚別で特別な雰囲気になると思うし、30周年後初というのもあるので。いろいろと節目が重なっているゲーム。そこにしっかりとこだわりを持って、どんな形であれ勝ち切ることが最大のミッション」と3試合ぶり白星で花を添えにいく。

 開幕スタメンを勝ち取るも、第2節から4試合、出場機会がなかった。「最初はまずセオリーをしっかりと覚えなきゃいけなかったが、チームの雰囲気、やり方に慣れてきた。少しずつ、無意識にできるようになってきたから、頭を使える領域が増えて、より自分の色を出せるようになった」。第6節から先発復帰後には3連勝を飾るなど、絶対的戦力となってきた。より良いプレーを見せる状態は整ってきている。

 チームの厚別区出身者にはDF川原もいるが「(厚別競技場には)ちょっと俺の方が近いのかな」と堀米悠は笑った。“厚別に最も近い男”が、持ち味の闘志と運動量を存分に発揮した先に、最良の結果が見えてくる。(砂田 秀人)

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