◆米大リーグ ダイヤモンドバックス11―7ホワイトソックス(22日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が22日(日本時間23日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「3番・一塁」でスタメン出場し、日本人選手のレギュラーシーズンでは25年ドジャース大谷翔平投手(31)に続き2人目の5試合連続本塁打となる10号を放った。

 5点を追う7回無死一塁の第4打席で、右腕トンプソンの初球の90・8マイル(約146キロ)の直球をたたいた打球は中堅バックスクリーンに向かって一直線。

打球速度は110・2マイル(約177キロ)、飛距離は渡米後最長となる451フィート(約137・4メートル)だった。打った瞬間にオーバーフェンスを確信する特大の一撃。24試合目での10号到達は、日本選手として歴代最速。これまでの最速は大谷翔平の28試合だった。

 勢いは止まりそうにない。今季ヤクルトからホワイトソックスに2年3400万ドル(約54億円=契約時のレート)の契約で加入。開幕戦だった3月26日(同27日)の敵地・ブルワーズ戦から3試合連続本塁打を放って好発進を切った。

 その後は当たりがやや止まっていたが、17日(同18日)の敵地・アスレチックス戦で6号満塁弾を放つと、勢いが加速した。アスレチックス3連戦で3戦連続本塁打を放ち、前日21日(同22日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦でも右翼席へ9号ソロを放ち、この日は第3打席まで単打一本だったが、4打席目に本領を発揮した。9回にも右前打を放ち、2戦連続の3安打で、打率も2割5分6厘まで上昇。OPSは1.026に達した。

 日本人選手がレギュラーシーズンで5試合連続本塁打を放ったのは、25年7月19~23日(同20~24日)にすべて本拠地で放ったドジャース・大谷翔平投手(31)以来2人目。

ポストシーズンを含めると、昨年9月25日からワイルドカードシリーズ初戦の同30日にかけてカブス鈴木誠也外野手(30)が放ったが、村上はメジャー1年目の4月にして早くも肩を並べた。6試合連続本塁打となれば日本人初の快挙となる。

 チーム24試合目での10本塁打は、レギュラーシーズン162試合に換算すると67本塁打ペース。18年大谷(当時エンゼルス)が記録した22本塁打の日本人1年目最多本塁打の更新だけでなく、日本人史上初となる60本塁打への夢も広がるペースでアーチを量産し続けている。

 デビューから24試合での10本塁打は、ホワイトソックスの歴史の中で、1934年のジーク・ボヌラの25試合を92年ぶりに更新する球団最速記録にもなった。

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