◆ゼット旗争奪 第35回春季北海道大会 札幌豊平ボーイズ10―6北広島Fビレッジボーイズ(3日・野幌硬式球場)

 準々決勝2試合が行われ、4強が出そろった。札幌豊平ボーイズは、2番・藤原朋成内野手(3年)が2安打3打点と打線をけん引。

北広島Fビレッジボーイズとの乱打戦を10―6で制した。OBで1日にプロ初登板初勝利を挙げた西武・佐藤爽投手(23)の勇姿を刺激に頂点を狙う。旭川大雪ボーイズは2試合連続のコールド勝ちで準決勝にコマを進めた。

 乱打戦で札幌豊平のキーマンになったのが藤原だった。初回に3点を先制されて迎えた2回。1点差に迫り、なお2死一、三塁の好機で右翼手の頭を越える逆転の2点適時三塁打。「追いつきたいという気持ちだった。自分が絶対に打つと思って打席に入りました」。1点リードの3回1死満塁では「チームに流れを持ってきたいという気持ちで」と、左翼線を破る適時打で貴重な追加点をもたらした。

 活躍するOBの姿が活力の一つになっている。2024年の育成ドラフトで指名され、今季支配下登録を勝ち取った西武の佐藤爽が1日にプロ初登板初勝利。プロ入り決定後にチームを訪れたことがあり、藤原は「中学の時までは試合に出られる選手じゃなかったと佐藤選手は言っていた。

野球への取り組み方がいいと思うので、これから野球を続けていく中で自分も見習いたい」とモチベーションにしている。

 打ち合いを制しての準決勝進出。次は旭川大雪ボーイズとぶつかる。黒岩公二監督(51)は「一生懸命と凡事徹底を」と引き締めた。藤原は「苦しい展開になっても自分のプレーで流れを変えて、勝利につなげられるプレーをしたい」と意気込んだ。

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