米大リーグ機構(MLB)は4日(日本時間5日)、3、4月度の月間MVPを発表し、ナ・リーグ投手部門で大谷翔平投手(31)が選出された。大谷は打者としてこれまで6度の月間MVPを受賞してきたが、投手では自身初の受賞となった。

日本人投手では昨年3、4月度のドジャース・山本由伸に続いて6人目(9度目)の受賞となった。

 打者としては4月終了時点で29試合に出場。110打数30安打の打率2割7分3厘で、6本塁打、13打点、4盗塁とややおとなしめなスタートとなった。一方で「投手・大谷」は好発進。ここまで5登板で2勝1敗、防御率0・60という圧巻の成績を残した。開幕から5試合連続で「6回以上」「被安打5以下」「自責1以下」「被本塁打0」をクリアした史上初の投手となった。2度目の登板からは4登板連続で100マイル(約161キロ)もマークし、上々の成績を残した。4月狩猟時点で規定投球回(試合数×1のイニング)に1イニング足りなかったが、月間MVPの栄誉をつかんだ。

 日本人史上初となるサイ・ヤング賞へも弾みのつく月間MVPとなった。リーグ最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞はこれまで日本人投手の受賞はなし。昨季サイ・ヤング賞のスキーンズ(パイレーツ)、怪物のミジオロウスキー(ブルワーズ)、37歳ベテランのセール(ブレーブス)、同僚の山本由伸(ドジャース)らライバルは多いが、現時点ではトップを走っていることになる。

 23年9月に、18年10月以来5年ぶり2度目となる右肘手術を受けた大谷。

24年は打者に専念して登板はなく、25年も6月からの登板だったため、今季は23年以来3年ぶりに開幕から先発ローテに入って二刀流で挑むシーズンになっている。

 ◆これまでの日本人投手の月間MVP

 ▽野茂英雄(ドジャース)2度 1995年6月、96年9月

 ▽伊良部秀輝(ヤンキース)2度 98年5月、99年7月

 ▽田中将大(ヤンキース)1度 2014年5月

 ▽ダルビッシュ有カブス、パドレス)2度 20年7&8月、22年9月

 ▽山本由伸(ドジャース)1度 25年3&4月

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