◇静岡県学生野球春季リーグ最終節最終日 日大国際10―5静岡産業大(10日・浜松球場)

 リーグ最終戦が行われ、日大国際が16安打10得点の猛攻で前日に敗れた静岡産業大を10―5で下した。7回に5点を失い、一度は逆転されたものの、直後の8回に3連打と相手失策で4点を奪い再逆転。

12勝2敗で並んだ両チームによる優勝決定プレーオフ(PO)は、13日にしずてつスタジアム草薙(正午開始)で行われる。

 負ければ終戦となる一戦で底力を発揮した。日大国際が静岡産業大との大一番で逆転勝利し、3季連続Vに望みをつないだ。4月から指揮を執る衣川隆夫新監督(46)は「4年生が頑張ってくれた」と最上級生の働きをたたえた。1―3で敗れた前日のリベンジを果たし、POに持ち込んだ。

 四球や失策が絡み、1安打で5失点し、逆転された直後の8回だった。1死から8番・吉川京祐二塁手(4年)の右中間三塁打をきっかけに1点差に迫る。前日に1失点完投を許した静岡産業大の池田幌汰(3年)をマウンドに引きずり出し、「選手からやり返したいという思いが伝わってきた」と指揮官。大豆生田優輝右翼手(4年)の内野ゴロで追いつくと、相手失策もあり、一気にひっくり返した。

 指名打者を含めスタメン9人中7人が4年生。4番の土橋広夢捕手(4年)は3安打2打点と打線をけん引。「きのうは貧打で点が取れなかったので投手陣を楽にしてあげたかった」と振り返った。

 POは中2日で13日に草薙で行われる。土橋は「(相手の)池田を出させて勝てたのは大きい。泥臭くてもいいから勝ちにいく」とキッパリ。土俵際から二枚腰で逆転勝ちした日大国際が、この勢いで3季連続31回目の優勝をもぎ取る。(塩沢 武士)

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