◆第21回ヴィクトリアマイル・G1(5月17日、東京競馬場・芝1600メートル)=5月11日、栗東トレセン

 今年は先行馬が少ない。前走の愛知杯を逃げ切ったアイサンサン(牝4歳、栗東・橋田宜長厩舎、父キズナ)こそいるが、あとは主役のエンブロイダリー(牝4歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)か、エリカエクスプレス(牝4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)ぐらい。

この2頭に大舞台での経験豊富なクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=と武豊騎手=栗東・フリー=が騎乗しており、この出方がレースのカギを握る。

 エリカが武豊騎手とコンビを組んだ昨秋以降、この2頭が同じレースに出たのは秋華賞1度のみ。この時は逃げて、エンブロイダリーが4角で2番手に押し上げた。着順こそ変わったが、この2頭のワンツー。結果的に名手たちが先行有利の競馬を作った印象だ。

 エリカは中山牝馬S4着を叩いた2戦目。担当の植山厩務員は「東京のコース形態がどうですかね」と口にしながらも、「追い切りでは折り合いもついて、しまいは沈み込むような感じだった。状態はいいと思います」と力強い。昨秋の秋華賞も叩き2戦目。再び一変があってもいい。

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