◆第21回ヴィクトリアマイル・G1(5月17日、東京競馬場・芝1600メートル)

 1番人気は【3・2・2・3】(データは以降も過去10年)、複勝率7割でまずまずではあるが、2番人気は3着1度、3番人気は2着2度があるだけ。致命的な不利を受けた馬も複数いたりと、ヴィクトリアマイルは、上位人気馬にとっては受難のG1だといえる。

 普通に考えれば、今年はエンブロイダリーで堅くみえる。過去10年で7勝を挙げるノーザンファーム生産。何より、ルメールがノーザンファーム生産馬で継続騎乗で臨んだ場合は【4・1・0・1】と抜群の信頼性。ただ、前走別で最多4勝を挙げる阪神牝馬S組でも1着馬は【0・1・1・8】、1番人気も【0・2・1・7】は気になる。

 大穴で狙いたいのは7歳馬のカナテープ。過去10年で23年を除く9年で少なくとも1頭は馬券対象となっている単勝10倍以上の馬15頭(1着4頭、2着4頭、3着7頭)のなかで、前走阪神牝馬S組が9頭。この9頭中8頭は阪神牝馬Sで人気以上の結果を残していた。今年の登録馬で、阪神牝馬Sで人気以上の結果を出したのは今回も人気を集めそうな上位2頭を除けば、7番人気6着のカナテープだけだ。

 また、マイルの持ち時計1分31秒0はボンドガールと並んでトップ。過去10年のうち、ヴィクトリアマイルが良馬場で行われた8年で持ち時計最速は【3・1・0・4】、2位(タイを含む)も4頭が馬券対象になっている。10年前に持ち時計ナンバーワン、7番人気で1着だった7歳馬ストレイトガールに続くか。

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