◆米大リーグ ドジャース4―2フィリーズ(29日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が29日(日本時間30日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。3回に6年連続2ケタ本塁打となる2試合連発の10号ソロを放つなど4打数3安打1打点で、チームの今季初の6連勝に貢献した。

 大谷に衝撃の一発が飛び出したのは、2点リードで迎えた3回1死の第2打席だった。カウント1―0からの2球目、右腕ウィーラーのスプリットを捉えると、打球速度99・9マイル(約159・3キロ)で右翼の敵軍ブルペンに飛び込んだ。日本人選手ではイチロー松井秀喜に次いで史上3人目となるメジャー通算700打点に到達。本拠地は熱狂の渦に包まれた。

 試合後大谷は「フレディから始まって、なかなか連打が厳しい投手だと思うんですけど、運良く入ってくれた感じかなと思います。ちょっと(バットの)先の方だったので入るかなと思って見てたんですけど、飛んだコースが良かったかなと思います」と本塁打を振り返った。難敵相手に初戦を制し「素晴らしいチーム相手に初戦をとれたのはすごく大きい」と喜んだ。点差を詰められながらも逃げ切り「打線もそうですし、何よりブルペンが安定しているのが、すごい、チームの大きな力になっているのかなと。先発も含めて、ブルペン陣が安定しているのが心強いなと思って見ています」と話した。また2戦連発となった自身の打撃については「シングルの当たりもセンター中心にいい感じで打てている。あとは、この前も言いましたけど、打球角度がしっかり出てくれば、長打になるのかなと思います」と手応えを感じているようだった。

 大谷は5回に中前打、8回にも中前打を放ち、今季4度目の猛打賞を記録。

休養日を挟んで打者としては完全復活を印象づけた。

 この日は昨季限りで現役引退した通算223勝のレジェンド左腕、カーショー氏がネット裏で私服観戦。初回にネット越しに談笑してから打席に向かったフリーマンが先制の8号ソロを放つと、2回にはマンシー、3回には大谷とチームとして3イニング連続でソロ本塁打。5回にもスミスがソロを打ち、リードを広げた。投げては先発左腕のロブレスキが6回2死までノーヒット投球。シュワバーにメジャートップ独走の22号ソロを献上して快挙は逃したが、7回1安打1失点の好投でリーグ3位タイとなる7勝目を挙げた。8回2死一塁ではこの日が「ボブルヘッドデー」だった“主役”のベシアが登板し、シュワバーを空振り三振に仕留めて絶叫した。

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