◆第76回安田記念・G1(6月7日、東京競馬場・芝1600メートル)

 上昇気配が漂うウォーターリヒト(牡5歳、栗東・石橋守厩舎、父ドレフォン)の巻き返しに期待する。2か月半ぶりだった前走の読売マイラーズCは13着に大敗。

ラストまで脚は使っていたが、本来の切れ味には遠く及ばなかった。レース後に高杉吏麒騎手が「あとは展開、馬場状態が向いてくれれば」と話していたように、開幕週のきれいな馬場で先行有利の流れになったことも敗因だろう。

 反撃へ燃えるこの中間は、栗東・CWコースでの1週前追い切りが秀逸な内容。宝塚記念連覇を狙う僚馬メイショウタバル(牡5歳、父ゴールドシップ)と併せ、6ハロン82秒4―11秒1の上々の時計で最後まで食らいついた。状態は前走から一段、二段と上がっている。

 昨年の東京新聞杯など、全4勝中3勝が東京マイル。舞台適性の高さは間違いない。15番人気で3着に入り、波乱の使者となったマイルCSでは、ジャンタルマンタルと0秒3差だった。王者不在の今回は、G1初制覇の絶好機とみている。(山本 理貴)

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