巨人の山口寿一オーナー(69)が16日、都内で行われたプロ野球12球団オーナー会議に出席後、報道陣の取材に応じた。

 来季の監督人事について聞かれると「全く決めていない。

優勝争いのまっただなかであって、ともかく目の前の1試合1試合、一投一打に全力で集中してほしい。そのことだけですからね」とコメントした。

 橋上監督代行については「よくやってくれていると思っています。残り12試合ですからね。監督代行に託して、頑張ってほしい」と話した。

 阿部慎之助前監督のインタビュー記事が先日、ネットに掲載された。そのことについて聞かれると「見ました」とした上で、「あそこで阿部前監督が語っているのが事実関係としては真実その通りだと思うんですね。本人の無念の気持ちというのもにじみ出ていたと思うんだけど。それは私自身も本人から聞いていた通りで。私が事件直後に聞いた事実関係と本人が語っているのは全く寸分の狂いもない。あの通りだと思っているんですね」とコメント。

 事件後に不起訴となった阿部前監督。

今後の球団との関わりについては「もちろん個人的にはね、オーナーと監督という関係でやってきた間柄だから。いろいろ気持ちはありますけど、今は、もともと阿部監督が辞任すると言ってきて、それを私も正しい判断だと言ってその場で受け入れた訳ですけど。私の立場としてはそれは、グラウンドに、試合に雑音を持ち込みたくない、そういう理由ですよね。ちょうど交流戦の初戦の当日でしたからね。その前夜の出来事でしたからね。今も変わらないわけだよね。ましてやペナントレースの最終盤になって残り12試合で優勝がかかってという状況で、一切の雑音はグラウンドや試合、チームには届けたくないと私は思っています。私の立場で言えるのはそれだけです」とした。

 チームは交流戦初戦の5月26日に阿部慎之助前監督が辞任。橋上秀樹オフェンスチーフコーチが交流戦から急きょ監督代行となり、現在70勝59敗2分けでリーグ2位。2年ぶり優勝へ、首位・阪神を0・5差で追っている。

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