イングランド代表に勝利した日本代表 Photo/Getty Images
ワールドカップで初のベスト8を目指す
日本サッカー協会は2005年、「2050年までにワールドカップ優勝」という壮大な目標を掲げた。2026年北中米ワールドカップは、その実現に向けた現在地を測る重要な大会となるだろう。
日本代表は1998年フランス大会で初出場を果たして以降、8大会連続でワールドカップ出場を達成。近年はFIFAランキングでも安定して上位を維持し、多くの選手が欧州主要リーグでプレイするなど、着実に成長を遂げている。
現在の日本代表には、パルマ所属のGK鈴木彩艶、アヤックス所属のDF板倉滉、バイエルン・ミュンヘン所属のDF伊藤洋輝、リヴァプール所属のMF遠藤航、レアル・ソシエダ所属のMF久保建英、フェイエノールト所属のFW上田綺世ら欧州で活躍する実力者が揃う。
日本代表の戦力は過去最高クラスと評価されている。実際、2022年カタールワールドカップではドイツ代表とスペイン代表を撃破。さらに直近ではブラジル代表やイングランド代表からも歴史的勝利を挙げており、世界の強豪と互角以上に戦えるだろう。
一方で、日本代表はいまだワールドカップでベスト16の壁を突破できていない。
その要因として挙げられているのが、森保一監督の慎重な戦い方だ。ドイツ代表やスペイン代表を相手にカウンター主体で戦ったことは理解できるものの、格下と見られたコスタリカ代表戦でも受け身の姿勢を見せ、0-1で敗戦している。
日本代表がさらなる飛躍を遂げるためには、「強豪相手でも自分たちから主導権を握ろうとする姿勢」が必要だと分析されている。現実的な戦術を維持しながらも、より自信を持って試合に臨むことが重要となる。
ブライトン所属のMF三笘薫やモナコ所属のMF南野拓実の負傷離脱は痛手とされるが、日本代表には欧州主要リーグでプレイする選手層の厚さがあり、大きな言い訳にはならないはずだ。
まずは史上初のベスト8進出を果たすことが現実的な目標となる日本代表。2050年のワールドカップ優勝という夢に向けて、この夏どれだけ躍進できるかに大きな注目が集まっている。

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