「経済学」のニュース (575件)
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宝くじを買う心理。単なる錯覚か、それとも合理的か?
年末ジャンボ宝くじの販売が終了し、抽選が迫っています。人気の売り場には長い行列もできていたようです。確率から計算すると、宝くじを買うことは決して得ではないのですが、なぜ宝くじは人気があるのでしょうか。...
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岸田政権の積み上げ型の大型経済政策、大した経済効果がないことが国民にバレ始めた
岸田政権の大型経済対策が不評だ。「傷んだ経済を立て直し、(中略)自律的な経済成長を実現していきたい」(松野官房長官)と意気込んだが、国民や市場からの評価は良くない。今はコンセンサスを得にくい時期である...
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エンゲル係数が高止まり、低所得者層が増加…賃金低下+悪い物価上昇、家計貧しく
エンゲル係数で示される生活水準の低下経済的なゆとりを示す「エンゲル係数」が、我が国ではコロナショック以降高水準にある。特に今年5月以降は二人以上世帯で27%を超えており、無職世帯に限れば30%を超えて...
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【今日の一冊】「やめる」という選択
仕事もプライベートも頑張っているのに、うまくいかない。いつも目の前のことに追われて窮屈に感じる。たいして好きでもない仕事や楽しみではない約束に人生の大半の時間を費やしてしまっている――そんなふうに感じ...
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地味に世界トップ級の企業、宇部興産の未来志向経営…世界の半導体生産を化学で支える
化学などの事業を展開する宇部興産は、半導体シリコンウエハーの洗浄などに使われる薬液の生産能力を2倍に引き上げる。それによって、半導体の先端分野での成長を目指す計画という。宇部興産は先端分野での製造技術...
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スズキ、100万円台のEV販売へ…日本の自動車業界全体の救世主に
自動車大手のスズキが、2025年までに実質負担額100万円台の電気自動車(EV)の国内投入を目指す。スズキは、多くの消費者にとって手が届きやすい低価格のEVの生産に集中し、さらなる成長を目指したい。そ...
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キヤノン、世界初のSPADセンサー開発、量産へ…世界の画像処理技術に革新
キヤノンが、光の粒ひとつを検知してより鮮明な画像処理を可能にする、新しいセンサー(SPADイメージセンサー、以下SPADセンサー)の量産を目指している。同社が、これまで難しいとされてきたSPADセンサ...
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日本人の賃上げを!「労働者不足だから外国人労働者を受け入れる」の問題点
政府は、外国人労働者の受入を増やす方向で検討中のようです。目的は労働力不足を緩和するため、手段は外国人労働者に永住や家族の帯同を認めることで多くの外国人に来てもらう、ということのようです。本稿では「そ...
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【今日の一冊】お金のむこうに人がいる
経済学は難解だ。専門に学んだ人でもなければ、マルクスやケインズ、フリードマンといった名だたる経済学者の著書を読み解き、その真髄をつかむという「苦行」に挑んだ人は少ないだろう。多くの人は教科書や解説書を...
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寂れていた街がAIやビッグデータ活用で蘇った! バルセロナに学ぶ市民参加型のまちづくりとは?
デジタルテクノロジーを市民生活の向上に役立てる吉村有司東京大学先端科学技術研究センター特任准教授愛知県生まれ、建築家。2001年より渡西。ポンペウ・ファブラ大学情報通信工学部博士課程修了。バルセロナ都...
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医療費の自己負担増でも死亡率に影響ない?定説を覆した「自然実験」とは?
今年のノーベル経済学賞は、「労働経済学の実証的研究」などの理由から、デビッド・カード氏ら3人が選ばれました。これは、一昨年2019年に「途上国の貧困対策に貢献した」として受賞したエスター・デュフロ氏ら...
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原油価格が暴落する可能性はあるのか。産油国や投機家の思惑
原油価格は、実際に原油を売る人と買う人の需給に加え、投機でも動きます。もっとも、投機は需給が逼迫しそうな時には買い、緩みそうな時には売る傾向があるでしょうから、多くの場合には需給による価格変動を拡大す...
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ビットコインとデジタル法定通貨の関係:アンチマネーロンダリングとプライバシーの狭間で(1)【実業之日本フォーラム】
ゲスト橋本欣典(チューリンガム株式会社COO)東京大学大学院経済学研究科金融システム専攻。日本取引所グループでは日本証券クリアリング機構にてクオンツとしてIRS、CDS、上場デリバティブ、現物株の証拠...
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「日本の財政赤字は小さ過ぎる」...読んで納得!MMT理論わかりやすい解説本
「日本の財政赤字は危機的な状況にある」と思われる人は多いのではないだろうか。そんな人が、本書「楽しく読むだけでアタマがキレッキレになる奇跡の経済教室【大論争編】」(KKベストセラーズ)を読めば、驚くこ...
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メルセデスが新高級車ブランド「Mythos(ミトス)」最初のモデル「マイバッハSL」のティザーイメージ公開
■「マイバッハSL」、「SLスピードスター」、フルエレクトリック「EQESUV」、ともう一台を示唆メルセデス・ベンツは、将来の戦略を概説した「EconomicsofDesire」(直訳:欲望の経済学)...
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大学での勉強と就職の関係を元大学教授が考察。学生が「ガクチカ」に注力する理由とは
企業が成績を見ない事を知っている学生は勉強せず、それを知っている企業は成績を見ない、という悪循環が生じています(経済評論家、元大学教授塚崎公義)。■大学は卒業要件を厳しくすると学生が集まらない学生が勉...
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上場企業のさらなる質向上が株式市場の発展のために必要
※この記事はJPX「新市場区分特設サイト」上で2021年12月6日に掲載した記事の再掲載です。川北英隆京都大学名誉教授、同大学院経営管理研究部特任教授22年4月4日、日本の株式市場は新装開店となる。グ...
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トルコリラ円は上値の重い展開が続くだろう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『高インフレにもかかわらずトル...
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【今日の一冊】父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。
わたしたちは資本主義社会を生きている。新型コロナウイルスの感染拡大により世界経済は大幅な景気減退を余儀なくされ、資本主義の限界が声高に叫ばれるなかであっても、経済のことはどこか「他人事」のような気がし...
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新型コロナ対策は効果があったのか 〜(独)経済産業研究所がオンラインシンポジウムを開催
独立行政法人経済産業研究所(RIETI)は、2021年12月23日(木)に第5回RIETIEBPMシンポジウムを開催しました。EBPM(EvidenceBasedPolicyMaking:証拠に基づく...
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【今日の一冊】価格の心理学
本書は、個々の商品やサービスに対してどのようにプライシング(値付け)したら最も適正な利益をあげられるか、架空の新商品「チョコレートポット」を軸に価格戦略について解説するものである。要約者にとって印象的...
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他人にやさしくない日本では「ベーシック・インカム」が現実的かもしれない
日本は「おもてなしの国」と言われ、自分たちもそう思っている。ところが、「世界人助け指数」では、日本は126か国中107位。また「国は貧しい人々の面倒を見るべき」と答えたのは、イギリス91%、中国90%...
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「輸出」の正しい読み方…重要な指標・輸出数量、韓国では正しく把握できない?
今月は、重要な需要項目のひとつである輸出について取り上げる。輸出は需要項目のなかでも景気を予想するうえで最も大切なものといえる。輸出が重要な理由としては、拡大していた景気が、輸出の不振により後退に転じ...
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もはやリモートはリアルの代替ではない...日本経済再生のチャンス!
新型コロナウイルスの感染拡大によって、周知のとおりだが、リモートワークが広がっている。それ以外にも、リモート面会や面接、オンライン営業なども進んできた。本書「リモート経済の衝撃」(ビジネス社)は、この...
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雪山で遭難した軍隊はなぜ生還できたのか
12月12日に発売し、度重なる増刷が続く入山章栄氏の最新刊『世界標準の経営理論』。本書は800ページを超える大作となっているが、初めから読む必要はない。ビジネスパーソンであれば、現実に起こっている事象...
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米国株 間違えたのは誰?割を食う相場思考
今回のサマリー●FRB議長講演をきっかけに急落した米株式相場は、楽観という間違いを犯したのか●それともFRBのインフレ認識と政策運営の失敗が問題か●こうした間違いの犯人探しの思考は、投資家にとって無意...
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強気のプーチン露大統領...ブーメランに苦しむ欧州、「抜け道」に群がる国々【ロシアへの経済制裁はなぜ効かない?】(上)
強気のプーチン露大統領...ブーメランに苦しむ欧州、「抜け道」に群がる国々【ロシアへの経済制裁はなぜ効かない?】(上)。2022年2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻して半年が過ぎ、戦争は長期戦の膠着状態に入った。西側諸国はロシアに厳しい経済制裁を幾重にも科し、停戦圧力を加えてきたが、欧米が期待するような成果はあが...
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なぜ台湾は中国に占領されず生き残れているのか…台湾民主化の父・李登輝が選んだ「親日」というカード
台湾の李登輝・元総統は、生前「親日家」として広く親しまれていた。2007年には中国や韓国の反発を押し切って、靖国神社にも自ら参拝している。そこにはどんな意図があったのか。池上彰さんと佐藤優さんの共著『...
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JAL、3千人の配置転換で世紀の大リストラ…「地方の観光育成」企業へ転換
日本航空株式会社(JAL)が従業員約3000人を配置転換する。その背景には、生き残りに対する急激な危機感の高まりがある。JALは国内外をつなぐ航空路線を整備した。それによって収益を得た。航空旅客事業が...
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“お得な”「訳あり商品」に踊らされる消費者たち
「これこれこういう理由で、お安くなっています」という“訳(わけ)あり商品”を、よく見かけます。アウトレット品やB級品、不揃い、半端サイズ、色限定、箱にダメージあり、規格外野菜、ケーキの端切れなど、衣料...