「経済学」のニュース (581件)
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あなたが無意識に「損する」行動をしてしまうのはなぜか
私たちは普段の生活の中で、無意識のうちに損をする、もしくは得にならない行動をとっているものです。それには人間の心理が関係していますが、私たちは自分の心理を客観的に見ることができません。そこで今回は、行...
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【今日の一冊】資本主義と闘った男
本書は、20世紀の経済学史そのものと呼べる、宇沢弘文という経済学者の伝記である。2019年度の「城山三郎賞」、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞をW受賞した。資本主義の限界や課題が叫ばれるいま、出る...
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150億円のフェルメールの最高傑作絵画が、偶然を重ね今まで残存した驚きの理由
「随分前に、世界的に有名なファッションブランドの展示会で、ビニールバッグを3000円くらいで購入したのだけれど、実は、その展示会でのみ購入することができたレアな限定品だったらしく、今、メルカリにて数万...
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投資家が押さえておくべき「コロナワクチン接種率の進捗状況と株式相場の展開見通し」
国際通貨基金(IMF)が7月に公表した2021年の経済成長率(GDP成長率)の予想では、日本が2.8%なのに対して、アメリカは7.0%となっています。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種率の差が、景...
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幸せは「比較」に左右される?「幸福の意外な正体」とは
幸せとはなんでしょう?お金があって欲しいものが全て買えること?愛する人々に囲まれて美酒美食の毎日?働かず好きなことだけして遊んでいられること?幸せの基準は人によって千差万別、あまりに主観的であいまいな...
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「お財布に1万円札だけ」でOK!? 今すぐできる無駄遣いを防ぐためのカンタン節約法
みなさんは生活の中で、ついつい無駄なものを買ってしまって、出費がかさんでしまうという経験はありませんか?たとえば、電車などのちょっとした待ち時間に自動販売機で飲み物を買ってみたり、通りすがりのカフェに...
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ミネベアミツミ、“隠れたエクセレント企業”の経営研究…世界経済の最先端「半導体」「脱炭素」で稼ぐ
小型ベアリング大手のミネベアミツミが大胆に事業構造を転換しようとしている。同社が重視している事業戦略は、これまでに蓄積してきたモノづくりの力を活かして、半導体と脱炭素という世界経済の先端分野の2つから...
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ビールの味、事前知識提示の有無で評価に大きな差…確証バイアスとテイストテスティング
お正月や番組改編期の特番として恒例になった『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)を見たことがありますか?1本100万円のロマネコンティと1本3000円のチリ産カベルネ・ソーヴィニヨンをブラインドで比...
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【今日の一冊】ミルトン・フリードマンの日本経済論
ミルトン・フリードマンといえば、「小さな政府のもと、自由経済市場で有効な金融政策が行われることで経済が向上する」ことを信条として、研究に留まらず政策提言まで行なった経済学者である。日本ではそれほど知ら...
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スズキ、崩れるインド市場の牙城、EV本格投入で挽回図る…世界での日本自動車産業の命運を左右
2025年までに、スズキが電気自動車(EV)に参入することを決めた。優先度の高いターゲット市場は、同社がトップシェアを持つインド市場だ。インドで電動車の供給体制を強化することは、スズキがより多くのビジ...
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40歳は人生80年時代の折り返し点。 40歳定年制を導入し、学び直しの機会とすべき
いま、人が携わっている仕事は、20年先でも「人にしか」できない仕事でしょうか。仕事の多くがAIやロボットに置き換えられていく近未来では、人が果たすべき役割も大きく変わるはずです。人は、人だからできる創...
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米国、世界100カ国以上で通信傍受…永世中立国スイス通信機器メーカーが関与
米政府が中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)に対する非難を強め、事実上の禁輸措置を課すなど制裁を続けている。製品に不正な機能が組み込まれ、スパイ活動に用いられる安全保障上の懸念があるという。...
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なぜ、この3年間で“老後2,000万円問題”が解消されたのか?月平均の収支が均衡?
2年前、金融庁の審議会が、老後の「不足額の総額は(略)1,300万円~2,000万円になる」と記した報告書を作成し、大騒ぎになったことを覚えているかと思います。「年金だけで生活できないのか」「2,00...
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中国「主動的な戦争設計へ転換」宣言…日本、有事に備え「ネットアセスメント」強化が急務
ジョー・バイデン米大統領は2月10日、就任後初めて中国の習近平国家主席と電話会談を行った。バイデン大統領は「『自由で開かれたインド太平洋』の維持が米国にとって最優先の立場である」と強調し、中国が強硬姿...
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親から相続した処分困難な不動産、仲介業者を介さず個人間売買したら“最悪の事態”に
昨年末に知人から聞いた個人間取引に関する怖い話をお伝えしたいと思います。昨今、ヤフオクやメルカリなどのサイトによる個人間取引が増加しているのは周知の事実です。私も昨年、多くの書籍をメルカリで買いました...
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隠蔽された日清戦争の日本の蛮行…朝鮮の農民5万人を殺戮、韓国の反日感情の根底
今年は1894年(明治27)の日清戦争の開戦から125年目にあたる。正式な宣戦布告は8月1日だが、後述するように、実際には7月下旬から戦争は始まっていた。日清戦争は近代日本が初めて体験した本格的な戦争...
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原油価格上昇、家計支出が約2万6千円増加の可能性も…消費増税1%分の所得の国外流出も
はじめに原油価格が上昇している。ドバイ原油は今年2月以降1バレル=60ドル台で推移しており、前年比で1割以上上昇している。このため、今後の経済活動に及ぼす影響が懸念される。原油価格が上昇すれば、企業の...
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菅首相と同い年の「お婆ちゃん」がデジタル庁トップってマジか!「これで日本は終わったな」と呆れる声
「ま、まさか!菅首相と同じ年の...こう言っては失礼ですが、お婆ちゃんがデジタル庁のトップですか!」驚くべき人事が進行中だ。菅義偉政権が停滞する日本経済の起死回生の一手として打ち出したデジタル庁創設。...
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クボタ、コロナ禍で利益151%増の強さの秘密…建機メーカーからソフトウェア企業へ変身
農機・小型建機メーカーであるクボタの業績が回復している。2021年1~3月期の連結決算では、純利益が前年同期比151%増の520億円だった。その背景には、コロナ禍の発生によって米国などで郊外に戸建て住...
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宝くじを買う心理。単なる錯覚か、それとも合理的か?
年末ジャンボ宝くじの販売が終了し、抽選が迫っています。人気の売り場には長い行列もできていたようです。確率から計算すると、宝くじを買うことは決して得ではないのですが、なぜ宝くじは人気があるのでしょうか。...
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岸田政権の積み上げ型の大型経済政策、大した経済効果がないことが国民にバレ始めた
岸田政権の大型経済対策が不評だ。「傷んだ経済を立て直し、(中略)自律的な経済成長を実現していきたい」(松野官房長官)と意気込んだが、国民や市場からの評価は良くない。今はコンセンサスを得にくい時期である...
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エンゲル係数が高止まり、低所得者層が増加…賃金低下+悪い物価上昇、家計貧しく
エンゲル係数で示される生活水準の低下経済的なゆとりを示す「エンゲル係数」が、我が国ではコロナショック以降高水準にある。特に今年5月以降は二人以上世帯で27%を超えており、無職世帯に限れば30%を超えて...
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【今日の一冊】「やめる」という選択
仕事もプライベートも頑張っているのに、うまくいかない。いつも目の前のことに追われて窮屈に感じる。たいして好きでもない仕事や楽しみではない約束に人生の大半の時間を費やしてしまっている――そんなふうに感じ...
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地味に世界トップ級の企業、宇部興産の未来志向経営…世界の半導体生産を化学で支える
化学などの事業を展開する宇部興産は、半導体シリコンウエハーの洗浄などに使われる薬液の生産能力を2倍に引き上げる。それによって、半導体の先端分野での成長を目指す計画という。宇部興産は先端分野での製造技術...
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スズキ、100万円台のEV販売へ…日本の自動車業界全体の救世主に
自動車大手のスズキが、2025年までに実質負担額100万円台の電気自動車(EV)の国内投入を目指す。スズキは、多くの消費者にとって手が届きやすい低価格のEVの生産に集中し、さらなる成長を目指したい。そ...
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キヤノン、世界初のSPADセンサー開発、量産へ…世界の画像処理技術に革新
キヤノンが、光の粒ひとつを検知してより鮮明な画像処理を可能にする、新しいセンサー(SPADイメージセンサー、以下SPADセンサー)の量産を目指している。同社が、これまで難しいとされてきたSPADセンサ...
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日本人の賃上げを!「労働者不足だから外国人労働者を受け入れる」の問題点
政府は、外国人労働者の受入を増やす方向で検討中のようです。目的は労働力不足を緩和するため、手段は外国人労働者に永住や家族の帯同を認めることで多くの外国人に来てもらう、ということのようです。本稿では「そ...
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【今日の一冊】お金のむこうに人がいる
経済学は難解だ。専門に学んだ人でもなければ、マルクスやケインズ、フリードマンといった名だたる経済学者の著書を読み解き、その真髄をつかむという「苦行」に挑んだ人は少ないだろう。多くの人は教科書や解説書を...
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寂れていた街がAIやビッグデータ活用で蘇った! バルセロナに学ぶ市民参加型のまちづくりとは?
デジタルテクノロジーを市民生活の向上に役立てる吉村有司東京大学先端科学技術研究センター特任准教授愛知県生まれ、建築家。2001年より渡西。ポンペウ・ファブラ大学情報通信工学部博士課程修了。バルセロナ都...
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医療費の自己負担増でも死亡率に影響ない?定説を覆した「自然実験」とは?
今年のノーベル経済学賞は、「労働経済学の実証的研究」などの理由から、デビッド・カード氏ら3人が選ばれました。これは、一昨年2019年に「途上国の貧困対策に貢献した」として受賞したエスター・デュフロ氏ら...